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激化する情勢とフェイスブック

 お盆あたりで朝夕と夜の気温が下がったような気がします。そしてこの一週間ほどは日中も猛暑から解放されました。

福島第一原発は「非常事態」
 この夏は節電の訴えがまったくなかったことが話題になりました。去年までの本日の使用量90%とかいう数字はまったく見られなくなりました。ネットではさまざま理由が言われていますが、もともと発表されていた発電量にウソがあったようです。
 ということで原発は再稼働の必要なしが結論です。それどころか福島第一原発の汚染水は大変なことになっています。8月28日付「赤旗」は1面にチャーター機から写した大きな写真を載せ、「汚染水 非常事態」と訴えました(今週の日曜版3面)。「非常事態」とは汚染水の垂れ流しが沿岸漁業に重大な被害を及ぼし、さらにその危険性がより広範囲に及ぶ可能性を指していると思います。収束どころではありません。ましてや他国にこの原発を輸出しようなどというのは悪魔の所業としか言いようがありません。

何から何まで反「国益」
 アメリカでオスプレイが着陸に失敗する事故がありました。このため岩国に残っていた一機は普天間に移動できなくなりました。
 TPPの秘密交渉では自民党からも不満の声が上がっています。公約破りの党が「いまさら何を言っているか」というたぐいの話ですが、一方で甘利経済再生担当大臣はコメなど重要5品目を守ると明言せず「出来る限りのことをやる」としかいいませんでした。
 歴史認識では国連の潘・基文(パン・ギムン)事務総長が「日本は正しい歴史認識を」と批判しました。菅官房長官は日本と中・韓との意見の違いに事務総長が割って入るのはどうかみたいなことを言っていますが、意見の違いは中・韓との間ではなく、世界の歴史認識との間のことです。
 さらに最大の矛盾は消費税です。国民・世界と自公政府とのねじれは激しくなるばかりです。みんなが知っている「大変な事態」を集め、批判の声を強めましょう。

フェイスブックを始めましたが
 参院選からネット選挙解禁、大いに活用しよう、党中央の掛け声で全党的には力を発揮したようです。メディアでもそういう評価がありました。しかし、私がフェイスブックを始めたのは参院選公示後、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の中で「写真を載せるならフェイスブックがいい」というアドバイスを受けてのことでした。
 「友達」は現在112人ですからまだ助走段階、とても選挙の役に立つという広がりにはなっていません。
 ということで、フェイスブックはこの「週に一度の手紙」よりも日記に近く、今はちょっとしたニュース、日常雑事と写真(主に花)が中心の投稿になっています。それでも「友達」はやさしい人ばかりで、「写真、楽しみにしています」など言われると趣味が生きてきたと嬉しくなります。党と議員活動の柱になるかの判断は先のことです。