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6月議会報告 一般質問 大型ホームセンター誘致C

区画整理事業質問の周辺

 8月になり、「議会だより」が届いていると思います。今週は市議会に戻ります。
 一般紙に「都留民報」を折り込んだのは7月19日でした。その日のうちに市民から電話がありました。その中の一人の方の質問と意見を頭に置きながら、区画整理事業の一般質問について経過を報告します。

オーツル会長の度量
 私が所属する全日本年金者組合は、ホームセンター「オーツル」の駐車場の一隅をお借りし、毎月25日午前10時から1時間から1時間半ほど署名活動をしています。これが満7年経過しました。と、ここまで書くと、普通のことのように思うかもしれません。しかし、これが意外に普通でないのです。ショッピングセンターやスーパーの前や駐車場で宣伝、署名活動をさせてもらいたいと経営者や店長に要請すると断られることが多いのです。そんななかで快く場所を提供してくれたのが「オーツル」とオギノ進出で廃業を余儀なくされた地元スーパーでした。
 この数年、「オーツル」の滝川会長が「良く続くなあ」と話しかけてくるようになりました。そんななかで持ち上がったのがこの区画整理事業でした。

控えめながら議員から反応
 電話の投書者の質問と意見は主に3点に集約出来ます。@なぜ2億円の無利子貸付をするのか。A他の議員は容認しているのか。B市は地元業者の受ける影響を考えないのかの3点です。
 これは「オーツル」の滝川会長の意見と重なります。滝川会長は一般質問のあと、私に5回も長文の手紙をくれました。コピーだったので他の議員にも出したようです。
 その末尾には滝川会長の携帯電話の番号とファックスの番号が記してありました。ですから他の議員から反応が寄せられないことに滝川会長は疑問を呈しました。しかし、議員はまったく反応しなかったのではありません。最終日の全員協議会や議会の休憩中などで意見や感想を言っています。
 その第一は「オーツルの会長は簡単には引き下がらないぞ。小林市長を応援してきたから裏切られたという気持ちが強い」というものでした。第二は「なぜ2億円の無利子貸し付けか」という疑問の声です。やはりこれはおかしいという気持ちがあるようです。そして第三は「オーツルは学校や商工会へ100万円、200万円の寄付をしてきた。お金があればできるというものではない」と、地元に貢献する滝川会長の姿勢を評価する意見でした。

肝胆(かんたん)相照らした質問
 6月議会前、滝川会長との間で区画整理事業について話題になったときのことです。滝川会長は「オレの問題じゃない。公金のこんな使い方が許されるか」と、思いを私にぶちまけました。私は一般質問で取り上げなければと思いました。特に打ち合わせもせず、意見交換をしたのは質問後のことでした。いずれにしても問題は市民の疑問Bの市政の地元業者に対する姿勢です。