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道徳教育の必要な人がここにも

 14日(金)、東京都議選の告示です。  各党が参院選の前哨戦と位置付けていますが、日本の首都の選挙ですから、単に一地方の選挙ではありません。たとえば財政規模です。東京都の予算は福祉の国スウェーデンの国家予算に匹敵すると何かの文書で読んだので、ちょっと調べてみました。   2012年度の東京の総予算が11兆7700億円、スウェーデンが11兆6580億円(1クローネ=14・77円)でした。東京の人口1322万人はスウェーデンの人口925万人の1・43倍ですから、スウェーデンに比べるとやはり「小さな政府」です。人口比でスウェーデン並みの予算にしたら16兆6000億円余にもなります(「社会実情データ図録]などから)。  「小さな政府」が大きな公共事業をするのですから、スウェーデン並みの福祉など望むべくもないということになるのでしょうか。

「賭博は犯罪」清水都議が追及
 猪瀬都知事は3日の所信表明でカジノ(賭博場)誘致に意欲を示しました。これに立ち向かったのが、清水ひで子都議です。6月6日付「赤旗」で見てみます。


 「法律で禁止されてきた賭博行為は中止すべきです」。5日の東京都議会経済・港湾委員会で、日本共産党の清水ひで子都議が、東京都が進めるカジノ誘致に反対を表明しました。
 猪瀬直樹知事は3日の所信表明で、カジノ誘致の検討を明言。都の観光政策の基本方向を示した「東京都観光産業振興プラン」で、カジノを「有力な観光資源」と明記し、解禁をめざしで法整備を国に求めていく」としています。
 清水氏は、カジノや賭博が、刑法が禁じる犯罪行為であることの認識をただしました。十河(そごう)慎一観光部長は「有力な観光資源」などと同プランの文言を繰り返すだけでまともに答えることができませんでした。
 …カジノの悪影響を懸念する法務省や警察庁の見解を紹介した清水氏は、「都民的な合意も確認すらない」としてカジノ誘致の中止を強く求めました。
 今回の委員会でカジノ問題をとりあげたのは日本共産党だけ。これまで自民、民主は誘致推進を主張してきました。

失ってはならない議席
 清水ひで子都議は八王子選挙区選出で現在4期目。上野原市出身で都留大卒です。小学校教員12年、市議2期を経て都議選に出馬。2度目の挑戦で当選しました。大奮闘する日本共産党の都議の一人、清水ひで子に力をお貸しください。

市議会の一般質問は20日
 市議会が13日に開会されました。開会日に議長・副議長の改選、所属委員会の変更などがありました。また、議員提出の議会基本条例が可決成立しました。会期は28日までです。ご意見ご要望をお寄せ下さい。