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3月議会報告 一般質問B

空き家対策について

 先日、テレビで山梨の空き家率についてのニュースがありました。インターネットで確認すると「空き家率の全国平均は14・43%で、約7軒に1軒が空き家。空き家率の第1位は山梨県で20・53%…」ということでした。
 空き家率は放置しておけばさらに上昇するという見通しの元、空き家を出さない対策や空き家になった家屋の処理などについて条例を制定している自治体が増えているようです。ある自治体の例でみると、空き家の解体撤去制度の創設、住宅の不良度の測定基準の制定と老朽危険空き家解体補助事業、空き家バンク制度などを内容としているようです。

地方の衰退の象徴的現象
 以前にも触れているのですが、私の近所にも廃屋があり、その始末はどうなっているのかと近所の人が心配しています。またある地域では無住の家屋の前にゴミが捨てられゴミ屋敷状態になっていて、近所の人が火事の心配をしています。空き家や空き地は地方の衰退の象徴ともいうべき現象で、廃屋となった空き家を見続けるのは地域に住む者として耐えがたいものがあります。
 都留市の空き家の状況はどうなっているでしょうか。その対策を検討しているのでしょうか。家主が撤去に応じない場合は市が代執行し、その負担を家主に請求するといった方法も視野に入れて対策を立てるべきではないでしょうか。町の美観と安全のために検討を求めます。


 3月13日から15日まで予算委員会が開かれました。前議長の提案で、決算委員会と予算委員会は議長、副議長、監査委員(前議長)を除く全議員で構成することになりました。以前は議席番号の奇数と偶数で交互に構成されていました。

面白くなった予算審査ですが
 構成を変えたのは審査が早く進み過ぎるというのが理由でした。確かにそれは私も意識していて、沢山質問をしなければならないという強迫観念みたいなものがありました。委員が多くなれば、ほかの議員の質問を聞いてから質問することができ、楽になりました。ただ「他に質問する人がいないな」と確認して質問すると、そのあとで私の質問に関連して質問する議員がいます。これは愉快なものではありません。
 ふつうの大人には「人の尻馬に乗るのは恥ずかしい」という常識があります。議員にも色々な人がいることの証明かもしれませんが、思いつき発言とともに質疑の質の低下を感じます。

減らないたばこ税収入
 一昨年11月末にタバコをやめたことはこの「手紙」でも書きました。たばこ税収入は減るだろうなと思いました。しかし、逆でした。2億8569万5千円、配分が変わったこともあり前年比3506万2千円も増えました。法人市民税の2億5067万4千円を上回る、意外に感じませんか。