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3月議会報告 一般質問A

続・看護系大学等誘致事業について

学院と都留市の関係、負担
 この点でもう一つ明らかにしてもらいたことがあります。富士河口湖の町長は理事としてこの学院の運営に関わっていますが、都留市の立場はどうなるのでしょうか。また、市の出資はどの程度になるのでしょうか。国、県、富士河口湖町、私立学校振興・共済事業団などの対応との比較で明らかにしていただきたいと思います。

富士吉田の看護学校との関係
 最後に富士吉田市の市立看護専門学校との連携についてです。看護師を養成する大学と都留文科大学との連携は検討する課題が多く、恐らくまだ具体的になってはいないでしょうが、こちらはいやでも具体化すべき対象です。
 この専門学校は定員50人で郡内を中心に看護師を輩出しています。卒業後の進路については大学編入の道も示されています。この学校との連携は検討されているのでしょうか。連携がなければ競合ということにならないかと心配になります。

14年で都留に就職は5人
 この学校のホームページを見ていて驚いたことがあります。それは卒業後の就職状況の一覧表です。平成10年度卒業の1期生から23年の14期生まで、郡内の病院に就職した看護師の人数が載っています。卒業生266人中、富士吉田市立病院が137人、山梨日赤が50人という数字は理解できますが、大月市民病院が34人に対して、都留市立病院はわずか5人です。最近まで都留市立病院の前には通年で看護師募集の看板がありました。しかし、専門学校卒業生の殆どは都留市を通り越して大月市に行っていたことになります。なぜ、こうした現象が起こるのでしょうか。私は、質問で何度か取り上げ、そのたびに当局が否定してきた待遇の低さに原因があると思います。それとも他に原因があるのでしょうか。

看護師の待遇改善を
 質問の主旨からしたら派生的な問題ですが、あらためて市立病院の看護師の待遇改善を求めたいと思います。都留市に看護師養成大学ができて大勢の看護師が誕生したけれど市立病院は相変わらず看護師不足を託(かこ)つというのでは笑い話にもなりません。いかがでしょうか。


テングス病の枝除伐に参加
 6日と8日、お城山の桜のテングス病にかかった枝の除去作業に参加しました。これは議会で取り上げた「言いだしっぺ」としての責任もあり、市広報のボランティア募集の呼びかけに応えたものです。
 146本中116本が病気にかかっているといいます。