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12月議会報告 一般質問A+久しぶりの大雪

看護師養成系大学誘致について

 市長は所信表明の中で桂高校跡地の活用について、看護師養成系の大学誘致策についてその概略を述べ、市のホームページでも応募者に対して案内を出しています。誘致の対象となる条件として、市の「学生人口の拡大」策への理解、「看護師の養成と地元定着率の向上」に資するか、「市政運営、特に財政負担への影響」の3点を上げました。

主人公は学生
 これらは市として当然の課題だと思いますが、もし大学誘致が実現すれば、主人公は入学してくる学生であり、迎え入れるのは学校周辺の住民です。この点で、最初に問題になるのは学生が何人くらいになるのかということです。市内を中心に自宅から通学した高校生と違って、広範囲の学生募集をすれば、学校周辺に移住してくる学生もいるのではないでしょうか。そうだとすればアパート、学生寮などの住宅条件はどうなるのかが問題になります。

学生生活に欠かせない住条件
 都留大の場合は民家の下宿の時代、小さな規模でしたが学生寮もありました。いまはワンルームが主流になっていますが、いずれにしても民間中心に徐々に整備されてきました。しかし、都留大のように時代とともに環境が整った場合と違って、今の時代に大学を誘致するとすれば、意識的で具体的な住宅の用意も必要になるのではないでしょうか。こうした準備がないまま大学を開設すれば、学生はばらばらに住むことになり、勉学や学生生活に支障をきたすことになりかねません。
 地域のまちづくりの問題でもあり、周辺の自治会には大学の規模などについて知らせ、要望を聞き、共に対策を検討しておく必要があるのではないでしょうか。現時点で、どのように考えているか問うものです。


成人式の翌日でよかった
 13日の成人式で恒例の訴えと「成人おめでとう」ビラ配布をし、帰路話題になったのは「この時期に雪が降るんだよね」でした。「雪と成人式」「雪とセンター試験」は毎年のように新聞の見出しになります。役所や大学の担当職員の頭痛の種です。
 翌14日は予報を超えた大雪となりました。このため、成人式を13日に挙行した自治体と14日にした自治体で明暗が分かれました。テレビでは晴れ着の裾をつまみ上げる姿が映し出されていました。

通路の除雪に「参りました」
 勢いが止まらない降雪に午前とやや遅い午後と2度、雪を掻きました。2度目に出る前に積雪を計ったところ27pでした。最終的には30p位になったのでしょうか。
 それにしても久しぶりの力仕事に腰回りの負担は相当のものでした。幅2m余、延長20m余の通路の除雪に「息も絶え絶え」状態、それが2回です。雪国の人たちはこれが毎日かと思うと同情を禁じ得ません。体を鍛えねばと痛感しました。