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12月議会報告 一般質問@

都留市駅前の道路敷確定について

 正月松の内があっという間に終わると、合併号で一週置いた「赤旗」日曜版は1月13日付、もう月半ばです。

「笹子トンネルの写真見たよ」
 「写真、幾回も見ました」という年賀状を頂いたり、「何回も載ったね」という声をかけられたりしました。日刊「赤旗」を読んでいる党員、読者からです。笹子トンネルの写真が載るたびに「小林義孝党都留市議撮影と書かれ4回」と前号で書きましたが、1月1日までに7回に達しました。そのたびに日本では「人命よりも金儲け」という、最悪の形で資本主義の腐朽が進んでいると思いました。
 「政治が絡むと犯罪が犯罪でなくなる」、原発事故で実感したと以前に書きましたが、笹子トンネルの事故の大元も民営化です。9人もの人命が奪われながら、財界の代弁者となって民営化を推し進めた政治家からは逮捕者は出ないでしょう。今年の夏、参院選は「この恨みを晴らす」選挙でもあります。
 1月5日、民主勢力合同の「新春の集い」に出席しました。


1/5小池晃参院比例候補と


12/31事故渋滞でトイレに並ぶ利用者


 今週から12月議会の報告を連載します。

都留市駅前に道路がない!?
 都留市駅前に道路がないというと奇異に感じる人がいると思いますが、事実として図面上、道路敷は確定していません。つまり道路がないことになっています。地籍調査で鉄道会社と都留市の道路敷とが筆界未定になっているからです。このため県道高畑谷村停車場線、いわゆる県道宝線は谷村町駅から国道139号線を経由して寿町を通るルートになっています。しかし、寿町地内は道幅が狭く地域の人たちの生活道路といった性格の道路となっています。県道としては都留市駅前を通るルートの方が適切なことは明らかです。
 なぜ駅前の道路敷が筆界未定になっているのでしょうか。地籍調査は一般の地権者の調査に入る前に公共的な道路や河川などを確定するはずです。その立場から見たら、地籍調査の実施主体である市と、公的性格の強い鉄道会社の間で、地籍が確定できないなどということ自体が不可解と言わなければなりません。
 なぜ、こういう不正常な状態が放置されているのか、市として、このままで良いと思っているのでしょうか。地籍調査の経過と、今後この問題を解決し県道の経由地を変更する予定があるか、あわせて問うものです。