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9月議会報告の途中ですが
注目される共産党の領土政策
領土問題、とくに尖閣問題で日本共産党の政策と対応が、珍しくあちこちのメディアで取り上げられています。その中から10月11日付「赤旗」の記事を紹介します。
尖閣問題志位氏の行動異彩放った
「朝日」ネット版コラムで早野透桜美林大学教授
桜美林大教授で元朝日新聞コラムニストの早野透氏が、同紙の有料ネット版に掲載しているコラム「新ポリティカにっぽん」の今月最新号で、尖閣問題での日本共産党の志位和夫委員長の行動について「異彩を放った」として紹介しています。
早野氏は「『尖閣』への対応、誤るな」と題したコラムで、「民主党も自民党も『領土問題は存在しない』の一点張りで果たしていいのだろうか。結局はなすすべもなく手をこまぬいているだけだ」と批判。「それに引き換え、この間、異彩を放ったのは共産党の志位和夫委員長の動きである」として、志位氏の日本政府や中国駐日大使への申し入れについて言及しました。
その中で早野氏は志位委員長の提言について、日本政府の棒をのんだような対応では国際世論に訴えることもできず、「自縄自縛」に陥っているとして、「むしろ『領土に関わる紛争問題が存在する』ことを正面から認めた方がいいというのである」と解説。「『紛争問題』であることを認めて外交交渉に臨むべきだという議論は説得力がある」と強調しています。
また、志位氏が在日中国大使館に程永華駐日大使を訪ねて会談し、対日批判を暴力で表すのはよくないと申し入れるとともに、日本による尖閣諸島の「先占」(1895年)以来、中国が75年間、一度も異議も抗議も示さなかったことも明らかにし、大使に日本の領有は正当だと主張したと紹介。「民主党と自民党が遠吠(ぼ)えしている間、共産党は外交交渉に乗り出した形である」と論評しています。
その上で、国連総会での日中両国政府の応酬をあげ、「何のことはない、志位氏が駐日大使に言ったことと同じことを(日本の国連大使は)主張した。こんなことなら、共産党に外交を任せた方がいいと皮肉られても仕方ない」としています。
この論評で、私たちの気持ちにピッタリだったのは民主党政権と自民党の態度を「遠吠え」と断じたことです。外交能力の無さでは民主と自民は同級生です。
アカエリヒレアシシギの幼鳥
彼岸の9月22日、妻の実家の墓参りに行こうと家を出てすぐ、道路に小鳥の死骸が落ちているのを見つけました。調べるとアカエリヒレアシシギの幼鳥でした。野鳥の会の先輩のWさんに聞くと、「渡りの途中で力尽きたのだろう」ということでした。可哀想ですね。