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「帰省中」2題
まぎらわしい問いかけ
「キセイチュウですか?」 過日、2歳の孫が「おなかが痛い」と泣きやまないため、市立病院に駆けつけた娘が医師に聞かれました。
「病院・腹痛」、娘はてっきりお腹に寄生虫がいるのかと聞かれたと思いました。しかし、それを調べるのはそちらの仕事ではないかという思いが頭の中を過(よ)ぎり、医師に反問しそうになりました。「キセイチュウ? …あ、実家に帰省中かということですか。そうです」
医師は、問診票に住所が甲府とあったので何気なく聞いただけだったようです。
きれいに草が刈ってある
横浜から帰省(避暑)中の友人から太郎・次郎滝のことで問い合わせがありました。返事に困ったのは駐車場です。「近所のお宅に頼むしかないかなぁ」と適当な返事をして電話を切りました。市のパンフレットでは「湧水めぐり」と銘打って東桂駅から徒歩で見て回るコースを推奨していますが、市民が行ってみよう思えばやはり車でしょう。
ということで、私も久しぶりに現地に足を運びました。十日市場・夏狩湧水群が「平成の名水百選」に選定されてからは初めてです。知人宅の庭に車を置かせてもらい、妻と娘夫婦、2人の孫と滝に向かいました。
太郎・次郎滝とその周辺は観光地という印象とは程遠い雰囲気で、友人が「あそこはいい」と評価したのはこの雰囲気かと思いました。初めて行った人はたいてい「都留にこんな滝があったのか」と驚くと、市の職員も言います。
知人の奥さんが「きれいになっていますよ」と言われた通り、滝への道はきれいに草が刈ってありました。しかし、この「野道」をきれいな状態に維持するのは大変だろうなと思いました。周囲の自然と調和した整備が今後の課題です。オーバーユース(過剰利用)は避けなければなりませんが、利用しやすくし、自然を取り入れることで潤いのある生活をと思います。
五つ葉のクローバー
久しぶりに滝の涼気を堪能し戻る途中、橋を渡るとクローバーの群生があり五つ葉のクローバーを見つけました。
四つ葉のクローバーは幸運のシンボルといわれますが、五つ葉はどうでしょう。帰ってネットで見ると、五つ葉のクローバーは「最高のゴールド・クローバー、大幸運を得られる」とありました。発生確率は100万分の1だそうです。二つ見つけましたから大幸運×2=? この滝に行けば何かいいことがあるかもしれません。