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6月議会開会 一般質問C

お城山の整備・さよなら原発10万人集会

 5月27日、「小田原の城と緑を考える会」のみなさんがバス一台で来訪し、パスを市役所の駐車場に止め、お城山に登られました。来訪の目的は聞きそびれましたが、リーダーと思しき人が解説をしていました。城や城跡を訪ねることを趣味としている人も多いと聞きます。そんなことを念頭に置き、勝山城址、お城山の整備について質問します。

スカイツリーと岩殿山・お城山
 隣の大月市は岩殿山がスカイツリーと同じ高さという事実をアピールし、まちおこしに活用しようとしています。都留市のお城山は岩殿山とは条件が違うので、その活用については対外的にアピールするとともに市民の憩いの場として位置付けるべきかと思います。岩殿山が大月駅との標高差で276メートルあるのに対して、お城山は谷村町駅との標高差で87メートルしかなく、健康な人なら誰でも気軽に登れる山だからです。そういう前提で幾つか質問します。

台風で荒れた登山道
 一つは登山道整備です。昨年の台風でお城山は何カ所も崩落しました。登山道部分は市が応急的に整備しましたが、崩れやすい土質のうえに現在のような状態ではお城山に登ろうと誘うのは気がひけます。まずは登山道の整備を計画的に進めていただきたいと思います。
 予算委員会では、文化財の指定を受けたために崩落部分の修復も勝手にはできないと説明がありましたが、市民生活の延長線上でのお城山の活用という立場からの登山道の整備は、それが文化財であろうと関係ありません。まずは登山道としての機能回復が必要で、県が規制するならキチンと交渉すべきです。市としても、かつて相当の費用をかけて整備をした歴史もあります。そろそろしっかりした整備をする時期が来ているのではないでしょうか。

てんぐ巣病のサクラ
 もう一つは、桜の木の剪定です。今年も桜を楽しませてもらいましたが、何本もの木にてんぐ巣病が発生していました。てんぐ巣病は切り落とし、焼却処分にしなければ、他の木に感染する病気だといいます。どこでも桜の名所といわれるところでは木の管理には気を使っているようです。お城山も対策を求めたいとおもいますがいかがでしょうか。


7・16集会に参加しましょう
 毎週金曜日に首相官邸を取り巻く反原発集会の参加者が増え続けています。6月29日の規模を「しんぶん赤旗」は「空前」と報じました。野田政権に無視された国民の怒りが形になってきています。
 内橋克人、大江健三郎、落合恵子、鎌田慧、坂本龍一、澤地久枝、瀬戸内寂聴、辻井喬、鶴見俊輔の各氏が呼びかけ人となり、7月16日に「サヨナラ原発10万人集会」が開かれます。郡内からもバスが出ます。参加して一緒に「変化」を実感しませんか。