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3月議会報告 予算反対討論(4) 被災地支援(1)

地域おこしで移住者増を

 地域の発展は地域経済の振興、暮らしやすさ、文化や教育、数値化できない品格などさまざまな面から計られなければなりません。その地域おこしに成功した町に都市部から人々が移住してきます。この点で一つだけ触れます。

お城山を生かそう
 1964年、遠藤実作曲で梶光夫が歌う「青春の城下町」という歌がはやりました。当時、その歌詞から都留市が舞台かと驚いたものでした。最近インターネットでモデルは岐阜県揖斐川町で城山は標高352mの城ガ峰という山と知りました。それはともかくとして、大月市が岩殿山をかがり火祭りの舞台に生かしているのに比べて、都留市の勝山城址は研究の対象にはなりましたが、地域おこしに十分活用しているとは言えません。  お城山は城下町都留市のシンボルであり、小水力発電、都留大、田原の滝、十日市場夏狩湧水群、周辺の山々などとセットで、都留市という町の雰囲気を構成し、魅力を引き上げる力になるのではないでしょうか。  いずれにしても移住者増をめざし、移住者が何を選択の基準とするか、あらゆる観点から検証していくべきと思います。

構造改革と原発が深刻にした災害
 小泉構造改革路線と原発推進政策は東日本大震災の被害をより深刻にしました。このことを私たち地方政治に携わる者は決して忘れてはなりません。私自身、被災地、被災者に最後まで寄り添うことをあらためて肝に銘じ反対討論を終わります。


2度目の被災地支援(1)
 4月17日から20日まで宮城県山元町に被災地支援のボランティアで訪問しました。同行者は都留市からYさんと私、忍野村の天野秋弘議員、山中湖村からTさん、富士吉田市から青年Aさん、計5人です。  経験者は天野議員と私、Yさんは阪神大震災で2度にわたり2週間ボランティアで炊き出しに参加した経験があり、東日本大震災の支援活動にも機会があったら参加したいと思っていたといいます。山中湖村のTさんは私より年長の女性で、富士吉田市のAさんは浪人青年です。ということでなかなか多彩な顔ぶれでした。  再来週(来週はお休みです)から現地のようすを報告する予定ですが、今週はいまだに片づけられていない漁船と原野と化した仙台空港東部地域の写真をお届けします。

片づけられていない漁船

仙台空港東部地域の写真