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3月議会 予算反対討論(3)

谷一小体育館に外ステージ

 まだ形になっていませんが、谷一小体育館の外に併設されるという外ステージは1980年以来続けられてきた八朔イン都留の舞台づくりの作業を軽減してくれます。実行委員会から歓迎されるのではないでしょうか。また、市の駐車場から谷一小校庭に通じる石段通路の改良工事は元気くん見学者を安全に案内できるようになり、一安心です。

子どもの医療費無料化
 すこやか子育て医療費、長年求められてきた子どもの医療費無料化が中学3年生までとなりました。子育て世代から歓迎されるでしょう。全国的に見て進んでいると思われる山梨県のなかでもとくに郡内は進んでいます。ほとんどの市町村が中3まで無料になりました。
 将来的には高校生まで拡充してほしいと思いますが、そのためにも国が財政負担をするよう強く要求すべきと思います。これは東日本大震災被災地の要求でもあり、山梨が声を上げることは大きな支援になるはずです。

減り続ける配食サービス
 高齢者に対する給食サービスの値段について触れましたが、配食数40食はあまりにも少ないと感じます。独居老人、高齢者世帯と面接して安否を確認する意味もあります。負担を軽くしてサービスを受ける世帯を増やすよう求めます。

お粗末な日本の社会保障
 後期高齢者医療と介護保険の保険料が引き上げられます。後期高齢者医療広域連合の議会に派遣されている立場から、保険料の引き上げが最低限度の額であり、引き上げ後の保険料が全国で低い方から11番目であることを評価しつつも、社会保障の負担が市民生活を圧迫するのは許されないという立場から、引き上げに反対しました。
 介護保険については、特別養護老人ホーム入所を希望しながら240人も入れないでいることが明らかにされました。これは先進国で普通のことでしょうか。
 年金保険料の未納者が大勢いることが明らかにされました。この人たちはいずれ無年金者になります。無年金者がいる国、これも先進国で普通のことか考えなければなりません。これは最低保障年金制度がないためです。経済大国といわれながら最低保障年金制度がないために日本は国連から制度を作るよう勧告されています。恥ずかしい限りです。
 日本の社会保障がお粗末なことは折に触れて話題にしたいと思います。

柔道にしっかりした指導者を
 中学校で武道が必修科目になり、市内3校とも柔道が選択されると報告がありました。私たちの世代では福井英一の漫画「イガグリくん」の影響で、私も中学3年間柔道部に籍を置きました。しかし、柔道は事故が多いスポーツです。また急激に身長がのびる時期に夢中になると骨の成長に悪影響があります。こうした面をよく理解している指導者の配置を望みます。
        (つづく)