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一般質問(2)

職員の人事異動について

  【先週の質問に対する市長答弁要旨】
 これまで消防職員や社協職員の派遣、義援金や物資の提供、被災家族の受け入れなどを実施、相互援助協定の白河市には3月18日にミネラルウォーター、粉ミルク、紙おむつなどを送った。全国市長会から要請のあった職員派遣は6月13日から7月1日まで宮城県七ヶ浜町に合計で7名を派遣し被災家屋の調査を支援する。
 県は国の委託を受け甲府市の衛生環境研究所のモニタリングポストで放射線量を観測しているが、郡内地域でも実施するよう要請する。
 都留市地域防災計画は分野ごとに個別のマニュアルなどを策定している。「災害時要援護者支援マニュアル」「自主防災組織活動マニュアル」は地域との連携に配慮し、検討する。
 ハザードマップは準備を進めているが総合的で実効性のあるものを作りたい。
 水道管の耐震化は財源を勘案し重要路線や老朽管を重点的に進める。
 急傾斜地については法の調査に基づき、警戒区域に指定された地域を優先し進めたい。

開票作業の間違いの大本に人事
 4月の市議選開票作業が予定より大幅に遅れるトラブルがあり有権者の批判を浴びました。私は選管の職員がこの4月の人事異動で変わっていたことに問題があると思っています。県議選と市議選は4月に続けて実施されます。その準備を直前に中断するような人事は避けるべきではないでしょうか。しかも、私の印象では開票に携わる職員は若い人ばかりです。開票作業にはベテランの職員を一定数配置すべきだと思います。
 人事異動について、もう1点は市民生活課の課長がこの数年、毎年変わっていることです。市民生活課は国民健康保険を担当しています。国民健康保険の制度の内容は細かいところが目まぐるしく変わっています。分かったころにはまた移動です。
 職員の中にも、市民と接する仕事、市民生活に直接関係する仕事を持っている課の異動は慎重にしてほしいという声があります。

【市長答弁要旨】
 選挙管理委員会は3人の職員体制となっているが、1人が3月末に定年を迎え、1人が課長昇任したため、3人のうち2人が異動することとなった。そのため、併任書記や投票管理者職務代理者の職務経験のある職員の配置に努めた。開票事務は、50歳代が2人、40歳代が20人、30歳代が38人、20歳代が19人のバランスのとれた構成にした。
 人事異動は「長期計画を着実に推進するとともに、行政需要の変化に対応できるよう適材適所主義に基づく人事配置を行う」、「職務と能力、適性の最適な組合せを実現し、職員の個性と能力を十分発揮できる場を与える」などを基本方針として実施している。
 市民生活課は課長補佐2人を配置し課長を補佐するとともに、細部に渡る業務にも対応できる体制になっている。今後とも、市民サービスの低下を招かぬよう、適材・適所による人事配置に努めてまいりたい。