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一般質問(1)
地震など災害の備えは
今週から6月議会の一般質問の要旨を連載します。
本題に入る前に
党参院議員の吉井英勝さんに関係するサイトで見つけました。マスコミの姿勢を見事に表現していると思いませんか。
宮澤章二と金子みすず調ですね
「放射能」は見えないけれど 「放射能の異常値」は誰にも見える
「原子力」は見えないけれど 「原子力発電所」の火災は誰にも見える
「安全?」っていうと「安全」っていう
「事故は起こらない?」っていうと「事故は起こらない」っていう
「何があっても大丈夫?」っていうと「何があっても大丈夫」っていう
そうして あとで地震が起きて「何で?」っていうと「想定外」っていう
こだまでしょうか?
いいえ、電力会社とマスコミです
原発も津波も人災
原発が安上がりだとかCO2削減の旗手だとして推進した勢力は、原発被害の現実を直視することが求められています。
津波被害について、陸前高田市では昔は山裾に町や商店街がへばりつくようにあった、しかし、51年前のチリ地震の津波の高さに合わせて高い堤防をつくり、それにつれて平場の真ん中に鉄道の駅ができ市の庁舎が移され、それが安心感を呼んで宅地は海に近付いて行ったといいます。大本には国の国土開発の安易な進め方、弱点があります。
何点か質問します。
被災地支援と市の防災計画
一つは、都留市としての今後の被災地支援はどうなっているかです。被災地を系統的にみることは都留市としての備えをより完全なものにするはずです。また、都留市とともに相互援助協定に参加している茨城県のかすみがうら市と桜川市、福島県白河市とは連絡を取り合っているのでしょうか。
第二に、原発事故の影響の広がりについてです。今後、各自治体が土壌や水道水の放射性物質の検査や大気中の放射線量の測定をすることは、住民の安全を守る立場から当然必要となるのではないでしょうか。都留市の備えについて問うものです。
第三に「都留市地域防災計画」についてです。自主防災会として必要な部分を抜き書きしたダイジェスト版をつくるべきだと思います。また、計画書に以前あった、危険箇所の一覧の地図と活断層の地図の復元を求めます。
ライフラインの整備の具体化として水道の耐震化を計画書に具体的に記すべきではないでしょうか。周囲を急峻な山に囲まれている都留市は急傾斜地対策も重要です。
ことが起きてから「想定外」と言わないで済むよう、自主防災会との連携を実のあるものにするよう求めます。