知事選告示
くらしを守る「あったか県政」へ
カラ文句だった「ほっとけない」
県内地方選の皮切りとなる知事選告示です。別面の「かつら川」がふれたように大久保令子さんが「明るい民主県政をつくる会」から立候補、決意を語りました。
現知事は「ほっとけない」というスローガンを掲げて当選しましたが、借金も増え結果は「ほったらかし」でした。「明るい会」と大久保候補が指摘するように、歳出(決算)に占める土木費の割合は全国1位、民生費は44位、教育費は40位、県民のくらしや福祉の厳しさに心を寄せない冷たい県政です。
政治が変わればくらしが変わる
大久保候補はくらしと地域を元気にする「あったか県政」に流れを変えようと訴えます。高すぎる国保税の引き下げ、中学3年までの医療費無料化、自宅改修費用の一部を自治体が補助する「住宅リフォーム助成」を実施して、地元業者の仕事や雇用をふやすことなどに力を入れると強調しました。
大久保候補の公約は分かりやすい。政治が変わればくらしが変わります。言い古された言葉ですが、全国に先駆けての知事選、山梨でこそ証明したいものです。ぜひ、大きなご支援をお願いします。
数年ぶりの元旦登山でした
夜明け前、クッキリ浮かぶ月と明けの明星は見事でしたが、県営林道からの急登、時おり頬をなでる超寒風、久しぶりの元旦登山はなかなかの苦行でした。そもそも山登りが2年ぶりです。下見に行ったYさんは「ゆっくり登って55分」といい、同じく下見に行ったМさんは「40分」と言いました。Yさんは「だから楽ではないと言ったでしょう」。
しかし、息も絶え絶えでたどり着いた「赤岩」からの眺望は絶景でした。富士山はもとより甲武信ヶ岳から八ヶ岳、南アルプスなど県境の山並みが一望、さらに南東には雲の上に大島が浮かび、東京のビル街にそびえるスカイツリーと、今倉山のほか、さえぎるもののない眺望でした。この瞬間、このすばらしい眺望を共有しているのは同行の6人だけ、万歳三唱で祝いました。
「電報なみ」の賀状に笑う
戸沢の喫茶店「かたつむり」でコーヒーを飲み、帰って登山に同行したМさんの年賀状を見て笑いました。「先程はどうも 新年早々お疲れ様でした」。元旦登山の計画が決まってから書いたのでしょう。Мさん一流のユーモアです。早速メールを送りました。「道志の郵便局の迅速さにびっくり」と。
大変だったけれど結果良し、今年がよい年になりそうな予感がした元旦登山でした。これを力に今年もがんばりたいと思います。