6月議会をふりかえって
6月議会の一般質問の報告が終わりましたが、この議会ではいくつかの課題が今後に残されました。テレビの地デジ化もその一つです。
地デジでチャンネル格差拡大か
質問では4・6・12チャンネルの視聴確保を要求しました。それは報告したとおりですが、宝地域の上大幡ではCATVに関係なくアンテナを三つ峠に向ければどのチャンネルも見られるといいます。これも都留市の特殊性で、CATVに新たに接続した人はこれで安心と思っているととんでもないチャンネル格差をつけられます。
くどいようですが、地デジに多額の出費を強いられた上に不便になるなどということは許されません。
課題が多い地デジ、今週の「赤旗」日曜版の地デジ問題特集Q&Aをご覧ください。
水道庁舎の建設問題
水道庁舎の建設についての答弁は少し驚きました。「その予定はない」というのが前提の質問でしたが、「近い将来予定している市役所本庁舎の耐震化とあわせ水道庁舎の整備」をするという予想外の答弁でした。
水道課はかつて本庁の中にありました。しかし庁舎が手狭になり現在の別館に移りました。下水道課は以前から別館にあり、統合されて水資源活用課になりました。別館は軽量鉄骨造りで見るからに仮住まいですし、水道庁舎建設は忘れるくらい以前からの懸案でしたが、答弁はちょっと唐突でした。
アスベスト管や老朽化した管の改修は重要な課題です。安くてうまい水を飲めるというのは都留市民の自慢です。安全を付加してそれを保障するのは行政の責任です。庁舎も建設するからには市民の利便性を追求してほしいものです。
参院選は終わりましたが
今週の「赤旗」日曜版の大特集は、今年度3370億円の米軍への「思いやり予算」です。
広大なゴルフ場や米軍家族の住宅、娯楽施設など、至れり尽くせりの内容は「赤旗」しか報道せず、民主党政権は「仕訳」の対象にしません。国の主権とか誇りという気持ちが少しでもある人なら怒りを覚えずにはいられないでしょう。この異常に手をつけない限り、政治が変わったという手ごたえは得られるはずもありません。
異常気象は世界規模
ラジオ深夜便でモスクワの猛暑が伝えられ、その後テレビも水浴びをするモスクワ市民のようすを伝えました。猛暑を知らないモスクワ市民はエアコンを使ったことがないそうです。7月29日の日刊「赤旗」は北半球では猛暑や洪水、南半球では寒波と大きく報じました。原因は偏西風の蛇行だそうです。
都留市内の暑さも相当なものでした。ある年配者は、「子どものころ30度を超えないと川原に遊びに行かせてもらえず、30度を超えたのは夏休み中に3日しかなかった」と語りました。くれぐれもご自愛ください。