参院選
ご支援ありがとうございました
参院選が終わりました。民主党が大敗し、自民党は改選議席を増やしましたが、比例では民主党に及びませんでした。
都留市での共産党の得票は花田仁候補が1147票、比例が644票でした。全国では比例で3議席を確保しましたが、東京選挙区の小池政策委員長の議席を失うという残念な結果になりました。
読者のみなさんにはあたたかいご支援をいただき、ありがとうございました。後退については党の力不足で「重く受け止め、国政選挙での巻き返しにむけ、本格的な態勢構築をはかります」(中央委員会常任幹部会)
手ごたえはありました
参院選の投開票日翌日、軽トラックでポスターの撤去作業を行いました。今回はポスターの掲示に執念を持って取り組んだ人がいたため相当の量になりました。午前中に一台分、午後に一台分、掲示場所を借りたお宅にお礼を言い、撤去したベニヤ板と杭を解体して、始めたのが午前10時、終わったのは夕方6時半でした。
ポスターの掲示、ビラ配布、「赤旗」読者のみなさんのご協力、電話かけなどを通じて、民主党政権批判、共産党の政策提起には強い共感の声が寄せられました。民主党後退の原動力となったのは「消費税増税と大企業減税がセット」とズバリ指摘した共産党の批判だったのではないでしょうか。
選挙終盤、「小池晃さんが危ない」ということで東京在住の知り合いに電話をかけました。そのなかでこれから投票に行くという同級生は、なんと全員が快く支持を約束してくれました。同級生はありがたいものとつくづく思いました。
この電話は近況を交流する場ともなりました。高校卒業から来年で半世紀、それぞれの人生は決して平坦とはいえません。政治がよければしなくてよい苦労も多く、あらためて悪政に怒りが募りました。
話した人は今年の同窓会に欠席した人ばかりでした。次の同窓会にはぜひ出席してもらい、ゆっくり話し合いたいものです。
ただ、終わってから思いました。「もともと支持」という人は一人だけで、そのほかの人で共産党から頼まれていたという人はいませんでした。八王子に住んでいる知人は電話でたくさんの人に支持を訴えたようですが、やはり手不足なようです。
自民党への回帰ではない
常任幹部会の声明は「党内外の方々のご意見・ご批判に真摯(しんし)に耳を傾け、掘り下げた自己検討を行う決意です」としつつ、選挙結果については「国民が自民党政治に戻ることを求めたものといえ」ず、「自民党政治に代わる新しい政治を探求するプロセスの一つの局面」としています。民主と自民の違いがないことが明らかになったもとで、国民の眼が日本共産党に向くかどうか、努力のしがいのある情勢と受け止めたいですね。
木村剛前新興銀行会長逮捕のニュースが入りました。竹中平蔵金融担当相(当時)のブレーンです。小泉改革の黒い実態が徐々に明らかになってきています。