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10・3月議会 予算反対討論(3)

「市政の主人は市民」の重み

 都留大付属小学校の児童数減少対策では、なによりも名前も生かした、入学させたい魅力ある学校づくりが基本だと思います。地域との協力も含め対策を講じるよう求めます。

生活道路の整備に配慮を
 常任委員会の審査でしたが、民間で開発した分譲地の生活道路の整備について取り上げ、大方の委員の賛同を得ました。市が困っている住民の立場で対応するよう求めます。
 介護保険はさまざまな問題を抱えていますが、その中で最大の問題はヘルパーの待遇です。国の対策は不十分で、職業として若い人が魅力を感じる待遇にすべきです。
 後期高齢者医療制度は即時廃止しかありません。鳩山政権の「4年後廃止」は最大の公約違反です。それに代わるという暫定案は「姥捨て山」の入山年齢を65歳まで引き下げるもので、論外といわなければなりません。

地方から声を上げるとき
 自治体は住民の生活を守りつつ、そのためにも国に対してものを言うべき責任があります。とくに新政権が地域主権を掲げているいま、地方も声を上げることが必要です。このことを強く求めて討論を終わります。

 

メーデーに首長からメッセージ
 メーデーに多くの自治体の長がメッセージを寄せるようになりました。今年のメーデーには郡内だけでも富士吉田市、大月市、上野原市、富士河口湖町の首長から寄せられました。時代の変化を示しているのではないでしょうか。内容も社交辞令とは思えないものです。
 笛吹市長のメッセージを紹介します。  


 第81回メーデーの開催を心からお祝い申し上げます。
 今日、私たちが暮らす社会では自然環境、経済状況ともに様々な不安が取り巻いております。そのような厳しい社会情勢の中で、今改めて真の平和について考えるときであると感じます。
 一人ひとりの強い願いを結集させ、安心して暮らせる社会、働くことへの希望を持てる社会の実現に向けた活動こそが世界平和に繋がると考えます。私も微力ではありますが、格差のない、希望の持てる社会に近づくよう努力していくつもりです。
 本日のメーデーが盛大に挙行されることをお喜び申し上げ、激励のメッセージとさせていただきます。
 平成22年5月1日 笛吹市長 荻野正直

いまやドロ舟の自民党
 メーデーの変化に比べて変わらないのが自民党です。少し前、テレビの国会中継で小泉元首相の二世が質問に立っていました。元首相の息子の一人は俳優になっているくらいですから、この議員もオトコマエです。答弁に立っていたのは亀井大臣で、聞くに堪えないようなやり取りでした。いまだに小泉人気にすがる自民党、反省もなければ明日もないと思ったのは私だけでしょうか。