12月議会 一般質問(3)
側道の県道昇格と県道整備
新年のお慶びを申し上げます
今年が読者の皆様にとってよい年となるよう祈念します。
09年、民主党中心の政権誕生は政治の大きな変化の始まりでしたが、その後の迷走のもとで失望も広がり、わが党は「過渡的な情勢」であると位置づけました。新しい年は参院選の勝利で変化を前向きにいっそう進めたいと決意しています。変わらぬご支援をお願い致します。
今週は議会報告を続けます。
長期計画の中に中央道の側道の整備があります。また、市は県に対して側道の県道昇格を長期にわたって要請して来ました。隣接する市への通勤者の使用実態ではすでに側道は主要地方道であり、一刻も早く県道として整備すべきです。そうしたなか、最近、県の出先機関との懇談で県の認識もそれに近づいてきているという感触を得ました。都留インターのフルインター化に伴い、側道の利用者はいっそう増えると思われます。県に対する要請を強めるよう求めるものですが、いかがでしょうか。
あわせて、県道整備の現状について伺います。県道のうち、特に心配なのは通学路になっている部分です。3年前、文大付属小学校の通学路になっている県道で交通事故が起こりました。その現場では側溝の整備がされましたが、安全上はまだ十分ではありません。この場所を含め通学路になっている県道整備の進捗状況を問うものです。
【市長答弁要旨】
北側側道の整備は、現在、フルインター化事業関連で、つる五丁目地内、また夏狩地内で拡幅改良工事を進め、南側側道については長期整備計画を立て、平成18年度より拡幅改良に着手し、本年度は四日市場地内において改良工事を実施している。特に、北側側道は、危険箇所について用地の確保が可能な箇所から随時整備を進めている。この道路は国道139号の迂回路としての広域交通を担う重要な道路であるため、県道に昇格し整備を図るよう県に要望を重ねてきた。今後も強い要望活動を展開してまいりたい。
通学県道の整備状況
市内全体の通学路となっている県道整備については、毎年、義務教育振興都留市民運動実行委員会が危険個所をとりまとめ、児童・生徒の通学の安全に関する要望として県に提出され、県において毎年調査のうえ順次整備を進めている。
県道都留・道志線の通学路は、未整備の小学校から細野地区について、用地取得の同意が得られれば整備に着手したいとの県の意向であるので、地域の協力を得る中、引き続き県へ要望してまいりたい。
鍛冶屋坂トンネル附近の歩道整備については、本年度説明会を実施し、事業認可に向け取り組んでいる。
県道戸沢・谷村線では、玉川地区の道路拡幅及び戸沢地区の側溝整備を進めており、県道四日市場・上野原線では井倉地区で側溝の整備を進めている。