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国民の意志がものをいう時代

 不覚にも風邪を引いたために歯周病の痛みが増し、風邪薬と痛み止め、胃の薬を飲む日が続いています。熱は出ないので新型インフルエンザではないと思うのですが、気の重い毎日です。季節の変わり目に油断してはいけないと、いまさらながら自戒しているところです。

古いものを大事に使う
 ただ、ちょっと気分の良いのは7年17万キロ乗った愛車が新車のように快適に走るようになったことです。夏の車検のプラグ交換、その後のクラッチ板とタイヤの交換など相当の出費でしたが、買い換える余裕のないなかで車の調子が良いのは毎日使うものだけにありがたく感じます。
 ハイブリッドなどを売り物に新車が売れ、メーカーの経営が好転していると報じられています。何のことはないCO2削減に便乗して自動車メーカーはしっかり儲けているし、政治が応援していることも見て取れます。しかし本当のエコは古いものを大事に使うことでしょう。毎日新聞の川柳にも「一番のエコは修理と思うけど」というのがありました。

「富士を撃つな」集会に参加
 臨時国会で論戦が始まりました。10月29日の志位委員長に続いて30日には参院で市田書記局長が代表質問に、4日には笠井亮議員が衆院予算委員会で質問に立ちました。笠井議員は政権に着く前の閣僚の発言なども引用して迫力がありました。
 質問戦で共産党は雇用、後期高齢者医療制度、温室効果ガス、農業問題、普天間基地移転など、新政権の要(かなめ)となる政策について正面から質しました。今週の「赤旗」日曜版は代表質問を特集しています。政治の根幹が語られていますので、ぜひお読みください。この質問戦で新政権の弱点が余すところなく明らかにされ、あらためて草の根からの運動が重要だと知らされました。
 ということで11月1日には米軍演習に抗議する集会に参加しました。
 集会では小泉親司元参院議員が講演し、日米同盟の実態と新政権の課題が明らかにされました。

市長選について
 この号の発行日は市長選の投票日です。この間、読者からの問い合わせや知り合いからの支持依頼がありましたが、先ず政党として候補者を擁立できなかったことをお詫びしなければなりません。両候補とも自民党系で、政策協定などを結ぶ条件はありませんし、どちらの陣営からも正式な推薦や支持の要請はありませんでした。
 ただ、私もこれまでさまざまな質問をし、主張をしていますので、誰が市長になっても市民の暮らしと都留市の将来について真剣に努力して貰いたいと思っています。