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1000号に 身に余るメッセージ(2)

 その後も「赤旗」読者のみなさんから「1000号」に言葉がかけられ、私も思いを記しておきたいという気持ちが募ってきました。今週はそんな気持ちを…。

「赤旗」と読者あっての「手紙」
 当たり前のことですが、「読んだよ」という声が返ってくることが書き続ける力の源泉です。声をかけてくれる人たちは「思いやり」を知っている人で、私の周りにはそういう人たちが多くてありがたいと思います。そして、これも当たり前ことですが、「手紙」は「しんぶん赤旗」あっての読者ニュースです。 私が紹介するには「しんぶん赤旗」の存在は大きすぎるのですが、端的に言えば日本のジャーナリズムに欠けている、はっきりした「意志」を持つ新聞です。その意志とは日本共産党の哲学である「解釈するのではなく変革する」立場で貫かれていて、めざす変革は日本国民の根本的利益です。 いま、民主党政権がどちらに進むか、進むべきか見極めようと思えば、毎日の「赤旗」から目を離せません。日刊「赤旗」を読めば、より厳密に進む方向が分かり何をなすべきかが分かります。このさい、日曜版をご購読のみなさんに日刊をお勧めしたいと思います。 そして、この「しんぶん赤旗」を毎日毎週配達しているみなさんのご苦労に感謝しなければなりません。新聞は「配達されてこそ」です。戦前、日本共産党が非合法だった時代に「赤旗(せっき)」は労働者の間で秘密裏に回し読みされていました。自由のない時代に希望の星でした。今は誰でも自由に読めますが、ボランティアによる配達・集金は草の根の活動の原点です。その活動が日本共産党を支えています。

「かつら川」も間もなく1000号
 読者でない人からも「1000号が…」と話しかけられました。ホームページを見るようですが、ホームページで紹介できないのが別面の「かつら川」です。今週の「かつら川」は934号、1000号まであと1年余りです。こちらは何人もの人が交替で書いていて話題も多岐にわたります。入魂の文章に学ばされます。

文章を書くむずかしさ
 「毎週よく書くなあ」といわれますが、正直なところ時に文章を作ることのむずかしさを感じます。「ベーコン随想集」に「読書は充実した人間を作り、会話は気がきく人間を、書くことは正確な人間を作る」という有名な一節があります。これを励みに、「正確な人間」になれるかどうか分かりませんが、これからも書き続けたいと思います。

身延町議選で議席確保
 富士河口湖町の議席回復に続いて身延町で現有議席を確保しました。身延町に行って「自民党政治が終わってよかった、崖っぷちだったなあ」と強く感じました。「小泉改革」から脱した日本の政治は地方の再生に本気で取り組むことが求められています。