第19番札所 行 願 寺

花を見て 今は望みも 革堂の
庭の千草も 盛りなるらん
住所 京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17
電話 075−211−2770
本尊 先手観世音菩薩
宗派 天台宗
納経時間 8時から17時
拝観料 無料
駐車場代金 京都御苑市営P有料
主な行事
 1月17〜18日 初観音ご開帳
 3月、9月 彼岸供養
 8月23〜24日 幽霊絵馬供養
 毎月18日 観音縁日
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 お寺の開基である行円上人は、出家する前は、山中で狩りをして暮らしていました。ある日、射止めた雌鹿が胎内に仔鹿を宿していたのを見て殺生の罪深さを感じ仏門に入る決心をしました。
  そして鹿の皮で法衣を作り、裏に先手陀羅尼経を書いてこれをいつも身につけ、経文をとなえながら市内を歩き、人にも読経を勧めました。
  上人は出家以前から観音を信仰していましたが信仰が深めるにつれ、先手観音像を刻みたいという思いがつのり、夢の中で賀茂社の境内にふさわしい霊木があるというお告げを受けました。
  早速これをもらい受け、高さ2m半の先手観音像を作り上げました。現在本堂に安置してあるご本尊がこの観音様です。 このお寺も創建当時は、一条小川通りに有りましたが、京都の洛中にあるため度々の火災によって大きな被害を受け、その都度場所が変わって、現在の位置に落ち着いたのは天正年間と言われています。
    参詣日平成14年 3月11日(月)天候 晴れ

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