みのかんの銀塩カメラ研究室>ちいさな一人旅

こんなとこ行ってみました。

北信濃、栄村、横倉近辺
津南町、上郷地区
小さな一人旅
カメラをもって気のむくままに
少しの時間があったら出かけてみよう。
近くでも心はいつでも旅人でいよう。

人は誰でも旅人である。過去から未来へと自分の歴史を考えるとき、人はいつでも旅人になれる。
たとえそれが車で1時間の場所でも、今を離れ、何かを想うときにはまちがいなく一人の旅人である。
そんなことを考えていたら、ふとこのシリ−ズを考えついた。

カメラをやる人なら誰でも一度は考えるであろう一人旅。
たとえばライカを1台持って見知らぬ土地に行ってみたい。レンズは広角、標準、望遠の3本でいい。フィルムだけは何本も用意したい。プレストとプロビアとベルビア。コダクロ−ムはどうしようなどとシュミレ−ションをしてみる。

しかし、現実はそう甘くない。休日といえばやれ学校だ、PTAだ、農業だで追いまくられ、半日といえども自分の時間を持つことはなかなか出来ない。

だからたとえ1時間でも自由な時間が出来たときは車に乗って出かけてみることにした。気分だけはたとえ近くでも一人旅である。

愛車のスバル、レガシ−、ツ−リングワゴンである。この車を選んだのは荷物が積める事。冬の雪道でもOKな事。

三脚はいつも後部に入れっぱなし。カメラだけは入れっぱなしというわけにはいかないので、出かけるときの気分でいろいろとなる。

ときには中判、ときにはモ−ドラ付の35mm一眼レフ、時には一昔前の単焦点コンパクトカメラ。でも本当に楽しいのはカメラという道具から解放されたときである。
つまりコンパクトカメラ1台だけが一番楽しい。