(1)昨年10月に6区市の首長の一員として要望書を提出し、関係地域の市民の批判を浴びました。それは、要望項目の中に早期完成に向けて着実な事業実施に努めることという内容があり、市民の方々は、市長は早期実現派に変わってしまったのだと思ったわけです。今回の要望書でも、外環道路を積極的に推進する文章となっています。なぜ今回も提出したのですか。撤回を求めます。
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(1)本年4月に整備方法が合併施行方式から会社施行方式に見直されたことから、国の関与が弱まる懸念に対し、対応の方針を国が完成まで責任を持って東京都と連携し確実に履行すること。生活再建救済制度で取得した用地の買い戻しを国が責任を持って対応することなど、他の沿線区市と協調できたので、連名で要望した次第です。 |
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(2)今回は、この6区市長連名の要望書と同時に、市長単独でも国と都に要望書を提出していますが、その真意は何ですか。私は6区市長連名の要望書にのらないで、この武蔵野市長の要望だけを提出すべきだったと考えます。 |
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(2)武蔵野市としては、これまでの経緯を踏まえて市民が抱く不安や懸念を払拭することを第一義として働きかけるとともに、地上部街路の話し合いの会が円滑に進行し、議論が深められることなどについて誠意ある対応を求めたものです。 |
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(3)BバイC(事業費に対する便益の割合を計算した費用対便益分析)の検討事項は諸外国では、騒音、大気汚染、住環境破壊など環境や生活影響全体が検討事項になっていますが、日本では、政府の基準は走行時間の短縮、走行費用の減少、交通事故の減少の3項目だけで、自動車交通にとっての便益しか見ていません。市長は、今の日本のBバイCをどのように考えるのか伺います。 |
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(3)確かに我が国のBバイCの方法は、他国での評価基準等に比べて、道路主体の評価といったところが見受けけられるのではないかと思っています。新たな評価軸を検討しているということなので国等の対応について注目していきたい。 |
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(4)東京都のホームぺージ、10年後の東京では、2015年には都心は毎日がお盆や正月並みにすいすい快適ドライブが実現と、外環道路がなくても渋滞がなくなることを認めています。外環道路は、建設予定の練馬〜世田谷区間の人間が現に住んでいる地下40メートルに直径16メートルの巨大トンネルを少なくても2本、多いところでは数本作られるという世界でも前例のない不確定要素だらけの計画道路です。しかも、ここに5基の換気所、ジャンクション3カ所、インターチェンジ3ヶ所という莫大な道路です。環境を破壊する1メートル1億円という外環道路は中止するべきです。 |
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(4)当初から首都機能を確保するためには、必要であろうと述べさせていただいている。今回の要望においても、改めて市民が抱く不安や懸念を払拭することを第一義として誠意ある対応を求めたものです。 |
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