エクセル2007からのピボットテーブル

■ Excel豆知識48





48-3 2007からのピボットテーブル(データ範囲を可変にするには)
<可変範囲の名前を定義する>
豆知識48ブックの「データ2」シートにあるデータに「リスト」という可変範囲の名前をつける
やり方です。

データのあるシートを選択し、「数式」タブの「名前の定義」をクリック。
2007ピボットテーブル データ範囲を可変に
[図04814]

出てきた「新しい名前」のダイアログボックスの「名前」に「リスト」という名前(任意の名
前で良いです)を入力。
「参照範囲」に「=$A$1:INDEX($E:$E,COUNTA($A:$A))」と入力して、「OK」をクリック。
(数式の説明は豆知識30参照。)「範囲」は「ブック」レベルのままにします。
2007ピボットテーブル データ範囲を可変に
[図04815]

「数式」タブの「名前の管理」をクリックすると、下図のように「データ2」シートのデータ範
囲に「リスト」という名前がついているのがわかります。
2007ピボットテーブル データ範囲を可変に
[図04816]

<定義された名前をピボットテーブルの「範囲」として使う>
「挿入」-「ピボットテーブル」で出てくるダイアログボックスの「テーブル/範囲」のボックス
に リスト と入力し「OK」。
2007ピボットテーブル データ範囲を可変に
[図04817]

ピボットテーブルのフィールドリストから「受付支店」を行ラベルエリアに、「講座名」を列ラ
ベルエリアに、「氏名」を値エリアに配置すると下図のようなピボットテーブルが出来ます。
2007ピボットテーブル データ範囲を可変に
[図04818]

ここで「データ2」シートの最下行にデータを追加してみます。
2007ピボットテーブル データ範囲を可変に
[図04819]

そのあとで、ピボットテーブルを更新します。
すると、下図のように追加したデータがピボットテーブルに反映されました。
2007ピボットテーブル データ範囲を可変に
[図04820]

念のためにピボットテーブルのデータソースの変更のダイアログボックスを出して範囲を確認す
ると、当然ですが追加データも範囲に含まれています。
2007ピボットテーブル データ範囲を可変に
[図04821]

今回はこれでおしまいです。
ページTOPへ