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Inside Farming Vol.88



瓢箪から駒のDynabook SS


  インターネットをこまめに徘徊していると、掘り出し物に出くわすこともあるものだ。

 家庭内に無線LANを導入するために(前回の経緯)、無線ルータの商品名をgoogleで検索すると、安いと思われるショップが相当数リストアップされた。しかし、無線LAN関連の周辺機器は、まだ旬のようで、価格は高止まりの感がある。やはりルータ+カードのセットで3万円強が底値のようだ。田舎のパソコンショップで購入するよりもかなり安くはなるが、超お買い得!というものにはなかなか出会えない。価格が同レベルならば、後は、送料が安いとか、注文、支払い方法が簡単であるとか、ホームページが判り易く丁寧に作成されているショップで買うというレベルの問題だ。

 しかし、しかしである。1件だけ、価格も、商品構成も、たいへんに興味をそそられるページがヒットした。それは中古の東芝DynaBook SS 3410(Mobile celeron400Mh、6GHDD、11.3"TFT/XGA、Windows98SE)とメルコAirStation WLAR-L11-LとメルコLANカードがセットで販売されているものだ。なんと!園主が欲しい商品ばかり。しかもこのDynaBook SSは、発売当初は世界最薄のB5ファイルサイズで話題だったシリーズ。重量は持ち運び可能な1.3kg程度のようだ。どうせノートを買うなら、モバイルできなきゃ意味ないじゃん!という園主のニーズにピッタリな逸品ではないか!!しかも超お買い得。

 おいおい、昨年2001年末にパソナビを導入しようとして中古ノートをネットで物色していたとき、Pentium2-266Mhz、SVGA(800*600)クラスのノートで6〜7万円はしていただろう。Prntium2-400Mhz、または、Celeron400Mh、XGA(1024*768)クラスのノートは8万〜10万。そのクラスで持ち運びできるサブノートとなると、品薄でなかなか販売されていないのが実情であった。それらに比べてもかなり底値水準の価格である。

 北海道のショップか・・なになに?・・カバー上面に擦り傷あり、液晶はドット抜けなしで程度良し、FDドライブ、CD-ROMドライブは付属せず、と書いてある。ドライブ類がないのは気にはなるが、LANにするから問題ないだろう。I/FはPCMCIAスロットTYPE2*2、USB*1、100base-XTポート、IrDAと一通りあるようだ。中古ノートでは一番気になる液晶の状態がイイというのはかなりポイントも高い。
 少々不安なのは、やはり中古購入だから、現物を見ることができないという事である。加えて、限定1セットと書いてあるのも、精神的な不安感を高めている!。明日は売り切れているかもしれない。さあ、どうする?どうする?・・・Help Me!

DYNABOOK SS
「ここ数ヶ月、仕事も勉強も頑張ったから、そのご褒美として・・」
物欲の悪魔は、いつだって、物欲を正当化する理由を直ぐに見つけ出す。

 まさか、無線LAN用ルータを購入しようとして、ノートPCまで購入してしまうという本末転倒の事態になるとは、誰も予想できなかった事態だ、ハッハッハ(高笑い)。ちょうど妻も専用のPCを欲しがっていたし、まあいいか(妻のせいにするなよっ!)、などと考えつつ、思い切ってSHOPの注文フォームで申し込むと、心の準備(+お金の準備)もできていない4日後には現品が到着してしまった・・。中古ノートを購入するのは初めてだし、現物確認がなかったので不安はあったが、なかなか程度の良いものが届いて大満足だ。もう2年ほど前の製品のようだが、液晶がとても綺麗。思わずカバンに突っ込んで持ち運びたくなるそのボディの薄さも、期待どおりのものだった。

 さて、SSと一緒にやってきた無線ルータとカードでさっそく無線LANも組むとしよう(こっちがメインの話だったのに・・続く)。

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