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Inside Farming Vol.140


哀れ、オークションPCたち


 昨年後半(2003)にオークションで2万円のPCセットを購入した経緯を書いた。購入後の3ヶ月ほどはトラブルもなく、大変に満足して楽しんで使用していた。しかし・・・年末には突然PCの電源が入らなくなり、同時にCRTに映る画面の色が変色してしまうという状態になった。ソフト的なトラブルならばなんとか対処できるだろうが、ハード的なトラブルには手の出しようもない。一番忙しい林檎の贈答管理の時期は乗り切ったので良かったものの、なんだか寂しい結末。
 自己責任がキーワードのオークション。よってクレームや修理の依頼はできない。中古ショップから購入したノートPCにはこのようなトラブルは発生していないことを考えると、やっぱりオークションで中古品を購入するということは、それなりにリスクのあることなのだ・・・と改めて感じた出来事であった(他山の石としてくださいませ(泣))。

 電源の立ち上がらなくなったオークションPCからは、HDD20GB、OS、メモリ128MBを普段使用しているPC(Celeron450)に載せることにした。OSを新しくしたら(やっと)USBが使えるようになったので、このオークションPCの購入費1万4000円はOS代金だけで回収した気分ではある(喜)。しかし、CRTの方は修理にかなり掛かるらしく、修理するか思案中である。現在は友人のCRTを借りて過ごしている。

 ところで、部品をとった後のこのPCをどう処分するかも悩んでしまった。PCリサイクル法が施行されており、PCの処分はメーカ等に依頼するらしいのだが、製造メーカは既に日本を撤退しているのだ。

 結局、ラッキーにもツテで処分業者に処理してもらえることになった。ラッキーついでに、と、家にある不要なPCやCRTやプリンタを全て集めて処分することにした。すると、タワーPC2台、前記のオークションPC1台、CRT2台、インパクトプリンタ2台という大量の処分となった。LANに繋げばいいじゃないか!と残しておいたPCたちだが、冷静に考えればほとんど使用することなどありえない(笑)。それに加えて、処分するのに費用が発生するようになってしまったのだから、負の資産とも言える。それならば処分できる時に思い切ってするしかあるまい。
 これだけ処分しても、まだ我が家にはPCが3台、プリンタが4台、CRTが2台もあるのが不満だが(笑)、少しだけ家の中がすっきりした。

 使用していないPC類の処分のきっかけを与えてくれたオークションPC、ある意味感謝というべきか。

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