私もある程度滑られるようになったつもりなのと、30代最後のシーズンなのと、21世紀の初めのシーズンなのと、種目が全面的に改定されたと言うことで・・・(^^;
自分の腕前(足前)がどの程度のものなのか、久しぶりに評価を受けてみたくなり、2月25日に札幌のばんけいスキー場で、SAJ((財)全日本スキー連盟)のテクニカルプライズテストを受けてみました。
結果は、惨敗(T_T)だったのですが、ちょっとだけ、受検体験記を紹介いたします。
テクニカルプライズテストを受けるには16歳以上で1級を取得している必要があり、また、SAJの会員登録と傷害保険の加入が必要です。
また、級別テストとは異なり、受検申し込みは検定日の数日前で締め切られますので、事前にSAJやスキースクールに確認が必要です。
数年ぶりの検定なので、ちょっと勝手が分からないので、2月初めにばんけいスキースクールの検定前特別講習を受けておきました。
検定前特別講習では、使用斜面の情報や各種目のポイントを教えていただくことができ、とても参考になりました。
さて、検定当日は、朝8時30分集合、9時開会式、9時30分頃から午前中が実践種目講習テスト、午後が規定種目テストという流れでした。
実践種目講習テストでは、受検者約40名を3班に分けて、大回りや小回り、総合滑降の講習を受け、ワンポイントアドバイスをいただきました。
しかし、講習を受けながら、滑りが評価されるということで、気を抜くわけには行かないものです。
当日は天候が変わりやすく、また、1週間ほど前の暖気でゆるんだバーンが、ガリガリに凍り、その上に雪が積もって整地したようなコンディションだったので、整地でも所々荒れている状況で、私は、緊張と寒さで体が思うように動かず、納得のいく滑りがなかなかできませんでした。
最後の小回り(不整地)はモーグルバーンで行われ、結構深いコブに手こずる人が多かったのですが、私はこの種目は得意種目であり、また、当日は調子が良かったので良い評価をいただくことができ、気分も乗ってきました。
昼食をはさみ午後の規定種目テストもそのままの気分で滑られれば・・・と考えていました。
講習でもまずまずの評価をいただいていたので、リズムを崩さずに滑れば、それなりの得点をもらえると思っていたのですが、荒れた斜面に足を取られ、スキーがばたついてしまいました。
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この種目は、どうも見せ方が判らず、以前からあまり得意な種目ではなかったのですが、やはり、ただ滑り降りるようなこととなってしまいました。
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この種目は、昔、合格点をいただいたことのある種目なのですが、やはり大回りのキューンのアピールが足りず、また、後になってビデオを見て気が付いたのですが、ライン取りが検定員のいる場所から見ると、よけいアピールできないものだったと反省しきりです。
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得意種目なのと当日調子が良かったのとで、コース端の浅いラインではなく、午前中と同じラインを選び、少し攻めてポイントを稼ぎたいとスタートしました。 |
SAJバッジテストの種目・要領など SAJ(財団法人 全日本スキー連盟) 月刊スキーグラフィック/ノースランド出版のSkinet |