検 定 編


 ある程度滑られるようになると、自分の腕前(足前)がどの程度うまくなったのか客観的評価を受けてみたくなります。(よね?)
 そこで登場するのが検定制度です。
 スキーの検定は、SAJ((財)全日本スキー連盟)の技能テスト(バッジテスト)やSIA((社)日本職業スキー教師協会)のIT(インターナショナル・テスト)がメジャーなところです。
 SAJのバッジテストは、1級から5級までのランクに分かれているほか、1級を取得した後もひたすら技術の向上に励む人のプライズテスト(クラウン・テクニカル)と指導の道に進む基礎スキー検定(指導員・準指導員)があります。
 SIAのIT(インターナショナル・テスト)は、ゴールド・シルバー・ブロンズの3つのカラーメダルとそれぞれにセミ・クラスがあり、全部で6種類のランクに分かれています。
 どちらの団体の検定も上級になるほど種目が増えたり、同じ種目でも技術レベルや斜面設定も難易度が高くなっていきますので、自分のレベルにあった受検ができ、また、次の目標が立てやすくなっています。
 ただ漫然と練習するより、何かの目標を持って練習した方が上達も早く、また、次の目標を立てることによってスキーを長く楽しむことができます。
 「楽しくスキーをするための」一つの目標として是非一度受検してみることをおすすめします。
 検定の種目や要領、日程などは各団体のホームページやスキー学校のホームページでもアナウンスされていますが、使用するバーンや日程の詳細などはスキー場によってそれぞれ違います。
 また、ほとんどの場合、飛び込みでの受検は認められていないので、検定前講習を受ける必要があります。
 日頃行っているスキー場のスキー学校にパンフレットを用意していたり、問い合わせれば、親切に教えてくれるはずです。

SAJバッジテストの種目・要領など
SAJ(財団法人 全日本スキー連盟)
月刊スキーグラフィック/ノースランド出版のSkinet

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