Planning33 【LAN・TEL・TV等の配線】

House+ing > Planning


【Internet & LAN】

現在のインターネット接続はCATV(J-com:契約した時はALL-netだったんだが…)のサービスを利用しています.
こちらは8Mbpsのベストエフォート方式で,今まで使ってきた感じでは,概ね3[Mbps](速い時で4[Mbps])程度のダウンロード速度が出ているようです.

新居はJ-comのサービス範囲外になり,代わりにケーブルネット○づきの森になるのですが,こちらも最近8[Mbps]になったものの(詳細な時期は知りませんが,少なくともHydeが土地を契約をした2002年3月頃は2[Mbps]でした),ADSLの一歩後をゆく感はぬぐえません.
新居はせっかくB FLET'Sのサービス圏内になることだし,「ここで一気に100Mbpsだ!」と息巻いていたりします.
残念ながらUSEN BroadGate01のサービス提供区域になっていないので(こっちの方が月額利用料が安く済みそう…),工事が間に合う時期までにサービス提供されないのであれば,初期の工事代もかかることだし,当面はB FLET'Sの線が有力になろうと思っています.

現在Hydeの所有しているPCは4台でLANを組んでいます.
Server CATVモデムに接続されており,W2Kの”インターネット接続の共有”を利用してインターネットに接続しています.
Serverと名前を付けていますが,やっていることはルーター兼ファイヤーウォールといったところでしょうか?
将来ルーターを導入したらファイルサーバーにでもしようかな?
Desktop 書斎に設置されているHydeのメインPCです.
他の全てのPCのバックアップもこのPCに取っています.
誰にも触らせてあげません.
MicroATX リビングに設置してあります.
Kumadon用ということになっていますが,Hydeがいじっている時間の方が長いような気がします.
コンパクトでよいのですが,拡張性がないのが難点ですね.
Note 平日は職場で活躍しています.
休日は自宅に持ち帰り,ファイルのバックアップ等を行っています.
自宅で使うことはほとんど無いです.
この環境をそのまま引っ越すとすると,下図の実線部分の配線になります.(EPS:Electric Pipe Spaceの略 1Fから2Fに突き抜けた配線スペースです)
他の部屋でも将来は端末を設置する可能性があるので,家庭内LANが組めるようにプランニングしておきたいと考えています.
最近では無線LANという選択肢もありますが,やはり有線LANに比べれば速度的にも劣りますし,安定性やセキュリティーにも不安を感じます.
よって有線でLANを組んでおく方向性を打ち出しました.
数年後の近い将来,1000Base-Tが一般家庭にも浸透してくると思われますので,既存のPCを繋ぐケーブルは1000base-T対応にしておこうと思います.
さて,UTP(Un-shilded Twisted Pair:要はLAN)ケーブルはCAT.5Eにするか? CAT.6にするか…?
見積取ってから考えることにしましょう.

すぐにでもPCを接続する予定がない部屋はどうするか?
10年以上先は何が主流になっているのか読めません.
上位規格のUTPケーブルかもしれないし,光に移行しているかもしれない,同軸かもしれない,全く別の方法かもしれない….
そう考えると,使わないかもしれないケーブルを配線しておくのはもったいない気もします.
でも,もしかしたら数年後には何かを繋ぎたくなっているかもしれません.
ライブカメラを繋いでみるかもしれないし,家電等もインターネットに接続されてくるかもしれません.
そうなると使うかどうか分からないところにはCD管を先行配管して貰っておくというのが良さそうです.
上図の波線部分がCD管の先行配管の予定です.

価格.comブロードバンド比較

【TEL】

基本的に電話はコードレスホンを考えていますので,余り電話線は必要ないのかもしれません.
しかし,不確定要素もあるので,いくつかのバリエーションに対応できるように考えてみました.
電話線もバス配線ではなくスター配線にしておけば,色々と組み替えができそうです.

まずは現在の環境である,ISDN回線でTA(ターミナルアダプターの略)からアナログ2ポートでアナログ電話2台を接続する場合が考えられます.
FAX(old)は手持ちの機器で,多分送信専用になるでしょう.(ハンドコピーが付いているので捨てきれない…)
FAX(new)は親機もコードレスのものを新調しようと考えています.(手持ちのコードレスホンを持っていけばよいのですが,かなり古くて子機も壊れた状態ですので….)
FAXの親機がコードレスでハンドコピー機能が付いているものを知りませんので,FAX機能は紙っぺらを送る時と受信用になると思います.
Image

もしかしたら将来デジタル対応の機器を買って使うかもしれません.
そんな時は下図のように組み替えができるでしょう.
CS等でPPV(ペイ・パー・ビューの略)でアナログ1回線を専用に割り振る可能性もありますし….
Image

敢えて図にしていませんが,ISDNからアナログ回線に戻した場合にも対応できると思います.

ところで,この電話線なのですが,実はLANで使用するUTPケーブルで代用可能だそうです.
アナログ電話の場合,RJ-11コネクタ(6極)のうち中心のペア(2芯)しか使われていません.
UTPケーブルはRJ-45コネクタ(8極)に全結線(8芯)されていますので,この8芯中の1ペア(2芯)をRJ-11に繋ぎ替えれば電話線として代用できるというものです.
ISDNのデジタル機器で使用するコネクタはLANと同じRJ-45ですが,実際に使用しているのは2ペア(4芯)だけです.
LANの場合とISDNのS/T点端子間の結線で使用するペアは,結線の規格によっては異なる場合もありますが(LANがT568Bの場合),使われるペアが違うだけでピンは同じ場所を使用しますので,RJ-45に全結線されているUTPケーブルは,LANにもISDNに使用可能なわけです.

※ Hydeはまだ実際に繋いだことはありません. 知識として知っているだけです.
ケーブル コネクタ 結線
LAN 8極8芯 RJ-45
ピン 1 2 3 4 5 6 7 8
ペア 3 3 2 1 1 2 4 4
T568A

ピン 1 2 3 4 5 6 7 8
ペア 2 2 3 1 1 3 4 4
T568B
アナログ電話 6極2芯 RJ-11
1 2 3 4 5 6
       
ISDN
(S/T点端子:DSU-デジタル端末間)
8極4芯 RJ-45
ピン 1 2 3 4 5 6 7 8
ペア     2 1 1 2    
ですから,LANと電話の配線は排他的に利用できるので,あらかじめ先行してUTPケーブルを配線しておくのも一つの方法ですし,逆に必要な時にすぐにでも配線できるようCD管だけ通しておけばよいとの考えもできるわけです.
このあたり,まだどうしようか検討を要しますね.(全てはコスト次第かな?)

まあ,LANにせよTELにせよ,先行して配線しておこうが後から配線をすることにしようが,これらの全ての配線はCD管の中を通すようにしておいた方が,後々便利するでしょう.


【TV】

現在はCATVに加入していますし,新居でもCATVの予定でいますが,もしかしたらBS・CS等に移行するかもしれません.(地上波はどうしよう?)
また,現在はTV1台しかありませんが,これは将来増える可能性が大いにあります.
このあたりを勘案して,可能な限りフレキシブルに対応できるようにと思っています.

当座はCATVですからそれに対応した同軸を配線しておく必要があるでしょう.
メインでTVを見るのはやはりリビングになるでしょうから,引き込みはリビングが良さそうです.
TVがリビングの1台だけの場合なら下図のような配線で事足ります.
なお,図中のHTはホームターミナルの略で,図中の波線は配線だけを引いてあることを示しています.
Image

HTを追加でレンタルし,他の部屋でも視聴可能にする場合,場合によってはブースターが必要かもしれません.
Image

または,例えばリビングにBSやCSのチューナを置いてそれをメインに見るような場合なら,アンテナを立てて同軸ケーブルを繋ぎ替えれば済みそうです.
Image

あと,同軸ケーブルについてですが,CATV各局では高シールド同軸ケーブル(5C-FB以上)を推奨しているようです.
また,将来衛星放送等ではS-5C-FBL(S-5C-FBDと表記されることもあるらしい?)が主流になりそうであるとも聞きます.
Asahi Satellite Page [同軸ケーブルとF型コネクター]に簡潔で分かり易い説明があったので参考にしました.)
コンセント側のコネクターは何を使うのがよいのか等,まだ調べきっていない部分もあるのですが,このあたりは実際に工事する会社の担当者と相談しながら考えていこうと思っています.

…と色々考えているんですが,HydeはそれほどTVばっかり見ている人ではないので,配線が無駄になってしまう可能性も充分ありそうです.
もしかしたらCD管を利用する前提で先行配線しないかもしれません.


Back Top Next

Copyright (c) 2002-2009 Hyde@House+ing All rights reserved.