Planning30 【キッチン レイアウト】

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HydeとKumadonは間取りの検討の時点から,リビング・ダイニング・キッチンの開放感と連続性を強く希望していました.
ただ,単にだだっ広い空間では逆に落ち着かないのではないかとの結論にいたり,また,そうそうあることではないと思うのですが,来客等が宿泊する部屋を別途確保する余裕はないので,リビングの一部を間仕切って,個室のように使えるようにお願いしました.
要は,ダイニングキッチンと間仕切りができるリビングとお考え下さい.
現在のプランでは間仕切り部分は3段引き戸で,解放時は1枚分の扉がキッチン内部をリビング側から隠す目隠しの役割を果たします.

キッチンはフルオープンのアイランド型で,ダイニングを向いてシンク・コンロ等が並ぶI型です.
収納は少なくなってしまいますが,アイランドキッチンの上部には吊り戸棚は付けない予定です.
また,背面になる腰窓の上下には収納を付けようと考えています.

このキッチンの大きな問題点は,コンロ付近で発生した油煙等を,如何にリビングにまわさないようにするかです.
N建築士に前々回の打合せ時に対策法を検討していただくようにお話ししてあったのですが,前回の打合せ時に聞くのを忘れてしまいました.
よくフルオープンのキッチンでは電磁調理器を設置しているプランを見かけますが,Hyde達はガスバーナーに決めています.
調理はHydeもKumadonも行いますが,特にHydeは中華鍋や鉄のフライパンをカンカンに焼いて,ダイナミックに炒めたり焼いたりすることが好きなので,今のLDKでは部屋の中が白くなることがしばしばです.
現在ところ天吊り型のレンジフードの設置が有力ですが,煙は上昇するに従って拡散していきますので,全てを捕集することはできないでしょう.
これはフルオープンキッチンでなくても起こる問題点ですが,特に顕著に現れると思われます.
天井は勾配天井で,最高高はおよそ3400mm,トップライトのガラス部分に換気扇を設置する予定ですから,煙が上方向に抜けてくれればよいのですが….
またダイナミックに炒め物をすると,どうしても油が飛散します.
これはレンジフードでは防ぎようもなく,一番の対策は壁で囲ってしまうことでしょう.
しかし,レンジの周りに壁を立ち上げてしまうと,せっかくの開放感が損なわれてしまいます.
油煙を取るか,開放感を取るか? 未だに結論は出ていません.

キッチンについてのHydeとKumadonの要望は,

相変わらずわがままいっぱいです.
以前からHydeはWebでカタログ等を取り寄せていましたが,どうも実物を見て,触って,直接質問しないと分からないようなことが多いですね.
また値段についても,吊り戸棚まで付いたセット価格や,レンジフードも一緒になってしまっている価格しか載っていない資料しか持っていないので,見積のお願いしなければなりません.
オーダーメードのキッチンは分不相応でしょうからこの際除外です.
要望が満たされず,設置の際の収まりが悪く,既製品ではどうしても納得がいかない時に,財布の中身と相談して可能性があれば再考しますが,まず無理でしょう.
実は,一時Hydeは業務用厨房(これが意外とお手ごろ価格なんですよ)にしたいという希望を持っていたのですが,収納や見栄えの点でKumadonの大反対を受け,N建築士にも「あまりお勧めできません」と言われ,いつの間にか候補から外れてしまいました.
…というわけで,システムキッチンの各社ショールーム巡りを開始です.


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