Planning28 【財形融資申込み】

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【資金計画再び】で,最終支払いについてちょっとナーバスになっていたのですが,気持ちを切り替えて財形融資の申込み手続きを開始しました.

最初に行ったのは住宅財形の残高証明の発行を受けることでした.
住宅財形の取引銀行(Y銀行T支店)に行って,財形融資の申込書に添付されていた”残高証明書”を記載してもらうのですが,財形の残高を記入して証明印を押すだけ…たったこれだけのことに45分待たされました.
別に窓口が混んでいたわけではないですよ.
手続きが分かっていないんです.
あっちこっちの人に聞いて回り,分厚い資料を引っ張り出してはじっくり読みふけり,どこぞに電話して…というのが待合室のソファーから丸見えです.
もういやになっちゃう!
帰り際「払い出しの手続き書類が欲しい」といったら用紙を持ってきたところまでは良かったんだけど,「払い出しの際には○○と△△が必要です」なんて言い出したんだけど,これが全く的はずれで(実際には建築請負契約書の写しのみが必要),「知らんことをさも知ったような口調で説明するな!」と怒り心頭ですよ.
最後はぶち切れ寸前で,「取扱銀行だったらもう少し勉強しておいてくれ!」と言ってしまいました.
まあイライラしながらも残高証明は手に入りました.

次に土地の登記簿を取りに行きました.
実は登記されてから登記簿を取るのは初めてで,HydeとKumadonの名前が載ったものを見て「ああ,あの土地は俺たちのものなんだな〜」とちょびっと感慨にふけっちゃったりもしましたが,抵当権だの買い戻し権だの色々ついているんですよネ〜.
ちょっと興ざめ….

次いで職場で”負担軽減措置等の証明書”の発行をお願いしました.
いや〜,ここでも説明が大変でした.( 別に銀行と違って責めるつもりはないんですよ… 慣れていないのは分かっていますから)
財形貯蓄と財形融資の違いを理解してもらえない….
財形貯蓄をしている人は結構いると思うんだけど,財形融資を利用する人ってほとんどいないのかな?
まあ,最後はどうにか理解してくれたようで,お願いした日には発行してもらえましたけど….

書類の方は,イヤ〜めんどくさいですね.
特に資金計画欄の計算はめんどくさかった!
「返済率の計算で,なんでいちいち月額に換算しなきゃいけないの? ボーナス払い分を月払いに換算しなくたって,年額でズバッと出せばいいじゃん. 割合なんて変わらないんだから….」…なんて思いながらも電卓をはじいたわけですよ….
まあ試練だと思ってやりましたとも.

そんなこんなでかなりの欄を埋めていったんですが,申込書の中に資金を必要とする日を記入する欄がありまして,ここでフッと【資金計画再び】の懸案事項−つまり”引き渡しと同時の決済”−について何とかならないのかと思った訳です.

財形融資では,”中間資金の受け取り”が可能なのですが,この時土地に付いている第一抵当権を外さねばならないそうで,都市公団は抵当権を外してくれませんから,「中間資金の受け取りは難しいですね」とずいぶん前に金融公庫に問い合わせた時に言われたことがありました.
そんないきさつがあったので”中間資金の受け取り”は全く念頭になかったのですが,冊子をよくよく読んでいくと,”同時決済方式”および”所有権移転登記前に資金を受け取る方法”なるものが書かれているではないですか. (冊子の”中間資金の受け取り”のページの下の方にチョロッと書いてあるだけだったので気が付かなかった!)
これは何かというと,一般的に公庫の融資は転居後1.5〜2ヶ月後でないと実行されないのだそうですが,これらは建物の引き渡しや移転登記前に資金を融資可能にする方法だそうです.
「これが使えれば懸案事項の引き渡しとの同時決済ができるのではないか?」…ということで,早速金融公庫に問い合わせてみました.
しかし残念ながらこの制度は,”マイホーム購入”などの既存の物件を購入する場合にのみ適用される制度とのことで,Hydeが今回利用したい”マイホーム新築”では使えないとのことでした.(書いとけよ!)
でも話をしている最中に,「”マイホーム新築”では”中間資金の受け取り”が可能ですからこの制度は利用できないんです.」との説明が入りました.
そこで,「都市公団の割賦払いで土地を購入している. 以前金融公庫に確認した時,都市公団の第一抵当権が外れないから”中間資金の受け取り”は難しいと言われた.」旨伝えたところしばらく待たされ,「都市公団との協定で最終融資は可能ですから,抵当権は保留にして,最終融資の時に第二抵当権を付けますから,”中間資金の受け取り”は可能ですよ.」と説明されました.

Hyde:「でも,以前聞いた時にだめだと言われましたが?」
公 庫:「いえ,大丈夫ですよ.」

う〜ん,ここまではっきりできるというならできるんだろう.

”中間資金の受け取り”のタイミングですが,屋根工事が終わった段階で”中間検査”が有るのですが,その検査後ということになっています.
もちろん上棟後ですから,【資金計画再び】の支払いスケジュールで言うと,最終支払いの3月下旬予定しか間に合いません.
しかしどうにかそれ以前の支払いは目処が付いているので,引き渡しと同時の決済は可能でありそうです.

Hydeとしてはできれば”中間資金の受け取り”は使いたくないんです.
だって,手続きは煩雑になるし,早く借りればその分利息も払わなければならない.
利率もちょっと高めです.
こっちの都合だけでいけば,”先行引き渡し”に応じてくれるところがありがたいわけです.
でも,N建築士の言う「引渡予定日に支払える状態がベスト 工務店の選択肢も広がり工務店との交渉が有利に運べる」も気になるんですよね.
”1〜2ヶ月分の利息とちょっとの手間ひま” vs. ”工務店の選択肢と交渉” どちらを取るべきか….
まだまだ融資関係では悩みそうです.

あとは団体信用生命の申込書だとかその他の必要書類を書いて,8月下旬に銀行(Y銀行S支店)に申込みに行って来ました.
前回対応を受けた融資担当者だったらどうしようかと思っていたのですが,幸い夏休み中らしくて窓口にいませんでした.
代わりに女性が対応してくれましたが,この人良く分かってます!
こちらの質問にもテキパキ答えてくれます.

「良かった〜! すんなり進む!!」

実際すんなり進みました.
Hydeの記入漏れが1ヶ所有りましたが,それ以外の計算等もOKで,すんなり受付終了です.
そうそう,申込みの際は連帯債務者分を含めて健康保険証がいると言われました.(在職を証明するため)
Hydeは知らなかったので持っていきませんでしたが,次回来店の時でも良いと言われましたのでそうさせてもらいました.
銀行によっても違うのかもしれませんが,これから行くという人は忘れずに….

【追記1】
9月中旬,銀行から”土地の売買契約書を持参して欲しい”との連絡がありました.
これは提出に不備があったわけではなく,金融公庫の抵当権設定に関わるところで,確かにHyde達が都市公団から土地を購入したことを書類上で確認したかったからだそうです.


【追記2】
9月下旬,金融公庫から”融資予約通知書”が送られてきました.
申請をしてから約一月かかったことになります.(冊子には2週間程度って書いてあったのに… 多分【追記1】の契約書に関わる手続きで遅れたのでしょうが…)
通知書には赤いスタンプで,
と押してあるんですが,そのそばに手書きで,
と書かれています.
本来ならば”第一順位”と書かれたスタンプを押すところなのでしょうね.


【追記3】
財形の融資金利の変更があるそうです.

速  報
〜9月24日(火)記者発表〜


財形融資金利を10月1日から下表のとおり引下げます
。(1.43%→1.27%)


財形住宅融資 (平成14年10月1日から適用)
対   象
融資金利(5年固定金利制)



融資額のうち710万円以下の部分
当初5年間 1.27%
融資額のうち710万円を超える部分
当初5年間 1.27%
財形住まいひろがり住宅
当初5年間 1.57%

(注) 6年目以降の適用金利は、5年経過後毎の金利見直しにより決定します。

※ 年は書いてないですが2002年です
まじ!?
0.16%も下がるの!!
時期的にしょうがなかったんだけど,すごく損した気分….
申込んだ時は7/1の改正後で 1.55%→1.43% になった後だったので「ラッキー!」と思っていたのですが….
まあ,これを知った後で,「でも10/1まで待てないよ〜」というシチュエーションにならなかっただけ精神衛生上は良かったと思ってあきらめましょう…. (‥、)


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