Planning23 【スキップフロアー案】

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離れ案についてメールでのやりとりが続きますが,なかなか「コレだ!」という案が出てこず,こちらからはメールを送る度に「こんなこと可能ですか?」という要望を送ってしまいましたので,結構泥沼状態が続きました.
一旦離れ案から離れて(しゃれじゃないです…),全く別のプランを3案ほど提示してもらいましたが,残念ながらこれらもワクワクする案ではなかったです.
そんなこんなで4月の下旬になりました.

とりあえず予算的な目処も立てておいた方が良いとのことで,いくつか提示してもらった案の中から一旦プランをFIXして,概算見積をかけたらどうだろうかとの提案がありました.
確かにかなり行き詰まった感がありましたので,概算見積の結果を見て予算も考慮しながら再検討という方向で合意しました.
4月最後の週末に現地(土地)で会う約束をしました.

当日現地でいろいろとプランについてお話をし,Hydeなりに考えたことをお話ししました.

そこでN建築士は大きくうなずき,我が意を得たりという表情で,「そう来ましたか. こんなのを考えたんですよ.」と次のような案を提示してくれました.

【注意】 この図は,Hydeが細かい間取り等を省略して作成した概念図です.実際には詳細な平面図・立面図・断面図等が提案されています.

図では分かりませんが,左(南)と右(北)のフロアレベルは南側の方が900[mm]弱低くなっていますので,1Fから階段で2Fの南棟へ上がり,そこからさらに北棟へ数段の階段を上るスキップフロアーを採用した案でした.
「これだ!」
最近頂いた案では感じなかったワクワク感が一気に絶頂に達しました.
「ウ〜ン さっすが〜! プロは違うな〜!」
完璧にHydeの心を魅了してしまいました.

自宅に帰り,Kumadonといろいろ検討しました.
確かにいくつかの問題もありました.
例えば,

等々….
でも,これらの問題点を考えても,このスキップフロアー案は魅力的には変わりません.
変更可能なところはどうにかしてもらい,あきらめるところはあきらめて,この方向で概算見積をお願いすることにしました.
変更できた所は,

以上の修正点を盛り込んだもので概算見積をお願いしました.
もう,5月も中旬になろうかという頃です.
概算見積が出るのは下旬頃ですか….

ちなみにあきらめたり納得した所は,

なんか無理矢理納得した形のように感じるかと思います.
否定はしませんが,妥協が入ったとしてそれでもこの案が気に入ったということです.

ちょっと心配なのが,建物の形状が複雑になったことによって,今まで提示されてきたプランの中で最もコストがかかるかもしれないということです.


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