Planning22 【離れ案】

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N建築士から打合せの時間と場所の確認メールが届きました.
今回の打合せは,前回の懸案事項である”リビングの広さをもう少し確保する”と”収納スペースを確保する”に対する提案を受けることになっています.
メールには,Hydeが以前新しいプランの進捗状況を聞いたことに対して,次のような返事が返ってきました.

かなり、難産でした。。。。(^_^;)
だいぶ悩んだ末、良い解決案ができたんじゃないかと思っています。
初めは少々、ビックリするかもしれませんが、きっと気に入っていただけると思います。
少しだけ覚悟してきてください。(笑)

そのメールを読んでの感想…

「良い解決案ができたんじゃないかと思っています」…ワクワク
「ビックリするかもしれません」…ドキドキ
「気に入っていただけると思います」…ワクワクワクワク
「覚悟してきてください」…ドキドキドキドキ

約束当日,期待と不安の入り交じった感情を抑え込み,でも「どんな案なの? 早く見せて〜!」と心の中で叫びながら,N建築士のオフィス(自宅)を訪ねました.
N建築士はちょっと出し惜しみしつつ”自信あり!”という表情で新たな案を提示してくれました.
今回はかなり気合いが入っていたのか,模型での提案です.
さてどんな案なのか?

↓↓↓こんな案でした.↓↓↓

【注意】 この図は,Hydeが細かい間取り等を省略して作成した概念図です.実際には詳細な平面図・立面図・断面図等が提案されています.

図中に書いてありませんが,1Fと2Fをつなぐ階段はLDK側にしか見あたりません.
以下N建築士(N)とHyde(H)のやりとり(記憶を頼りに… ちょっと脚色してあるかも…)です.

H:「う〜ん? 子供部屋とかバス・トイレにはどうやっていくんですか?」
N:「デッキを通って渡ります. 簡単に言えば離れです.」
H:「雨の日とかはどうするんですか?」
N:「デッキの幅は4[m]も無いですから,走っていけば大丈夫ですよ.」
H:「…」
N:「私の田舎の家には離れがありましたけど,もっと遠かったですから,このくらいならたいしたこと無いですよ.」
H:「…」

確かに余分な通路がなくなったので面積効率はとても良くなった.
デッキもこれ以上はないって位広くなった.
でも,家の中の他の部屋に行くのにいちいち外にでなければいけないの!?

…などといった疑問が湧き上がってきます.
もちろんそのままをぶつけてみました.

N:「ピー(事情により伏せ字です)することも可能ですよ.」
H:「でも,それってピー(同上)じゃ…?」

その時は「検討してみます」と言ってN建築士のお宅を辞したのですが,Hydeとしてはちょっと納得できる案ではありませんでした.
Kumadonは広くなったデッキに心奪われかけているのでHydeは一生懸命説得しました.
ようやく「洗濯物等を取り込む際にデッキをわたらなければならず,その時の天気が悪かったら大変そう」ということで納得してもらい,この離れ案のままでは納得できない旨を連絡しました.
その際,ガレージと子供部屋を削ってもいいから(すでに建ぺい率いっぱいです…),デッキのどこかに通路をつけてもらいたいと依頼しました.

その後N建築士からはガレージと子供部屋だけを狭くせず,建物全体から少しずつ面積を稼ぎ出した方がよいのではないかとの返事が来ました.
どういうことかというと,今回の図面では910[mm]の尺モジュールで考えているのですが,これを900[mm]にすることによって建ぺい率内に収まるとのことです.
なるほど,確かに一部屋ごとでみたら一辺がたかだか50〜100[mm]しか変わらないのですから,間取りを大きく変えることなく建ぺい率内に収まりそうです.
でも,なんか通路ってのがとってつけたようでワクワクしないんですよね….

こんなやりとりが始まったのが4月上旬の頃でした.


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