Planning21 【ピロティー案】

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正式にお願いする旨をお伝えしてからの最初の打合せは,N建築士にHyde達の賃貸までご足労願いました.
今回は最初のラフプランの修正案と大まかな仕様(仕上げ等)の提案がありました.
また,わざわざ来て頂いたのには,Hyde達の持っている家具などの中で新居に持っていくつもりのものの採寸等をお願いするためです.

その時持ってきて頂いたラフプランの修正案を大雑把に図示すると以下のようなものになります.

【注意】 この図は,Hydeが細かい間取り等を省略して作成した概念図です.実際には詳細な平面図・立面図・断面図等が提案されています.

図には示してありませんが,向かって左側が隣地(高低差なし)で南になります.
向かって右側は北で緑地になっており,借景が期待できます.(但し2Fからだけですが…)
上側が西になりますが,そちらは分譲地の外を通る12m公道が約3m下を通っており,その向こう側に民家があります.
2Fからならかなり遠方まで見渡すことができる,最も開けた方角です.
下側は東になります.

この提案は,ラフプランをより合理的な間取りに変更したもので,我々の(特にHydeの)間取りに関する希望の多くは実現されていました.
ビルトインガレージはもちろんのこと,ピロティー部にセカンドカーを置くのに十分なスペースがあり,最大3台まで車を置くスペースが確保されています.
通常は南側に庭をもうけるのでしょうが,特に土いじりに興味はないし(Kumadonはプランターでガーデニング程度はするかもしれません),植栽も結構予算がかかるでしょうから(自分でやるとは思えないので…),庭がないのは望むところです.
また,どうせ隣地には将来家が建ってしまうのでしょうから,夏はともかく冬の日照は期待できません.
それだったらいっそのことガレージにしてしまおうというコンセプトで,このあたりが以前Hydeが思い描いた空想プランとの共通点です.
逆にビルトインガレージの上やデッキの北側は冬場でも十分な採光が期待できます.
さらにデッキの北側の部屋からは緑地の借景を取り込めるでしょう.
デッキは天気の良い日には第2のリビングとして利用するのに十分な広さを有しています.
さらにリビングとシームレスにつながっていますので,室内にいても空間的な広がり感じることができるでしょうし,子供部屋も見渡せます.
バスルームもこのデッキに面して配置されているので,一歩デッキに出れば露天風呂感覚です.(目隠しはしますよ…)
このデッキが我が家の庭になり,リビングになり,バスコートになり,物理的に離れた空間を気配を感じることができる一体の空間へとリンクしてくれる,まさに家の中心となる空間となるでしょう.
こんな風に,HydeもKumadonもワクワクしながら夢膨らませていたのでした.

しかし,リビングの広さにがちょっと物足りなかったのと,収納スペースが十分に確保されていない点が検討課題でした.
特に収納に関しては,現在所有しており新居にも持っていくつもりの家具等を配置しようとしても置き場所に困ってしまいます.
N建築士は我々の手持ちの家具を見て,「ずいぶんありますね…」とおっしゃいましたから,多分ご本人の想像より家具が多かったのでしょう.

間取りの方向性はとても気に入っていますので,そのコンセプトを残しつつ,リビングの広さと収納を確保して頂くように要望して,次回の提案を待つことになりました.


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