Planning06 【土地を探そう! Part 1】

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まずはどの方面に土地を求めるかを決める事としました.
最初に思いつくのが,今住んでいる近所です.
生活環境はここ数年住んでいるのでよく分かっています.
全く知らない土地を手探りで探すよりは地の利のある分有利です.
職場への通勤もほとんど変わらないですから,転居後の生活も割と安心です.

次に職場への通勤路線上です.
Hydeは現在車通勤をしており,将来的には必ず転勤があります.
新勤務地にもよりますが,転勤後も可能であれば車通勤としたいと考えています.
しかし新勤務地は異動してみないと分かりませんから,車通勤がかなわなかった時の通勤路線がどうなるかは全く予想ができません.
Kumadonは今の職場のままであれば勤務地が移転する事はないと思われます.
こちらは車通勤は出来ません.
よって,今Kumadonが利用している通勤路線上を候補と考えました.
つまり,現在の利用駅からKumadonの勤務先の利用駅までで探す事にしたわけです.

次は土地の予算と種々の条件です.
このあたりは,予算と条件のすりあわせによりますので,先に何を決めて次はこれ…という風に単純に決めた訳ではありませんが,大まかなところを記しておきます.
総予算はだいたい決めてありますから,その中で手に入れば良い訳ですが,あまり土地に予算をかけすぎては家にまわせる予算が無くなってしまいます.
最初は,

…と,わがままな条件満載でしたが,おおよその地価は”土地総合ライブラリー”の”国土交通省地価公示/都道府県地価調査”で把握できますので,地価(1m2当りの価格)と敷地面積の積(土地価格=地価×面積)は総予算の全てをつぎ込まないと手に入らないと判断されました.
そこで条件を緩和していかなければなりませんが,今回の土地・家獲得作戦は,子供ができた事に端を発している訳ですから,周囲の環境はおろそかにできません.
最初に,Kumadonには悪いのですが,Hydeの現在の勤務地は今後どこに移るか分かりませんし,駅周辺で余りゴミゴミしておらず緑があるというのは相反する条件である事が多いですから,駅が徒歩圏内という条件を外しました.
でも,駅から最寄りのバス停までの所要時間は15分程度まで,最寄りのバス停までは徒歩5分程度までが最大限の譲歩です.
次に,Hydeのこだわりの一つとしてビルトインガレージがあるのですが,50坪の敷地面積を希望した理由は建物内にこれを造った場合の居住スペースの面積から逆算していますので,道路から高い位置にある土地に地下扱いでガレージが造る事ができれば敷地面積を減らしても影響は少なくなるはずですから,40坪以上に変更しました.
大まかな条件は次の通り決定です.

次はどの様にして土地の情報を入手するかですが,この時点でとった方法はおよそ次の三つです.

あと,よくある手としては,新聞の折り込み広告で探す方法もあるのでしょうが,Hyde宅では新聞を取っていないので(職場で読めるし…),この方法は使いませんでした.

インターネットの検索サイトでは,物件数が多いのでおおよその相場を知る事ができましたが,複数のサイトで同じ物件を見かけたり,土地の概要がよく分からず仲介元へ資料請求をしなければならなかったり,かなりの期間が経過しても「まだこの物件あるんだ〜」なんて物ばかりでした.
ちなみに定期借地権付きの物件検索も行いましたが,こちらも余り条件の良いの物は見つかりませんでした.
…というより,物件の絶対数が少なすぎました.
余談ですが,この時期なぜだか知らないのだけれど,やたらとマンションの売り込み勧誘がしつこくて,いい加減頭に来ていた事もあって,仲介元への連絡なんかしたらどこかから名簿が流れて,さらにしつこい勧誘がくるかもしれないとの不安があったので,インターネットを利用した資料請求はしないようにしていました.

近所のH不動産は,よく散歩に行くコースの途中にある,割と地元に強そうな感じがする不動産屋でした.
最初のうちはかなり予算を低く伝えていたせいか,ろくな物件を紹介してくれませんでしたが,多少の予算アップは検討する旨を伝えたら,それまでよりは良い物件を紹介してくれるようになりました.
しかし,なかなか「これだ!」という物件には巡り逢えません.
定期借地権付きの土地の話もしましたが,扱った事はないとの話でした.

散歩がてらの物件探しは功を奏しませんでした.
よく捨て看板で”新規分譲中”などと書いあるのを見かけると,コースを変更して見に行ったのですが,看板には物件の詳細は書かれていませんので,行ってみると建築条件付きだったり建て売りだったり(土地の分譲とは書いてないものね…).
色々な物件を見る事ができたので,目を肥やす一助にはなりましたから,全くの無駄骨ではありませんでしたが….
もちろん見つけた建て売りの家も内覧しましたよ.
そして思ったのです.
「建て売りはやはり求めている物ではない!」と….


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