Hydeは結構料理が好きなんです。(後片付けは嫌いだけど…。)
強火でジュッと焼くとか,中華鍋を振ってシャシャッと炒めるなどのダイナミックで短時間で済む調理が好きなのですが,タマネギやニンニクに火を通すのだけは気長にじっくり行います。
そんな時,Ha-chanやAa-chanにはビデオでも見ておとなしくしてもらっているわけですが,こっちもただ手を動かしているだけでは退屈してしまいますので,一緒に画面を見たいな〜なんて思うんですが,ちょうどコンロの前に立つとリビングのTVが見えないんです。(T.T)
コンロの正面は耐熱強化ガラスなので,ガラス越しにモニターを設置すれば,炒め物をしながら見ることはできるようになりますが,スペースの関係で液晶しか置くことができず,たまにしか見ないであろうモニターに大枚をはたく気もしなくて,今までは音だけで我慢してきました。
でも,とうとう買っちゃいました。
AVOX JJV-070Wという7型TFTポータブルカラーテレビです。
今回は,画質は二の次(…というか,実物見ずに買ったので確認しようがなかった),とにかく安いことを優先しました。
AmazonやJoshin
では\12,000前後ってところですね。
ヤフオク では\8,000前後で取引されていました。
ちなみにHydeは1ヶ月くらい粘って\5,000でゲットしました。 ちょっと嬉しいかも。(^_-)V
AVOX JJV-070Wです。
あまり聞いたことないメーカーの製品ですが,格安でゲットできたので,ちゃんと映ればOKです。
下図の上側が建築中に行った配線(の一部)で,書斎内のEPS(Electric Pipe Space)に設置した分配器からキッチンカウンターまで同軸ケーブルを配線してありますので,今回はこの配線を使いました。
AV AMPの映像信号はコンポジット(RCA)端子から出力されるので,これを同軸のF型プラグに変換させます。これにはSONY EAC-55を使いました。
同軸は家に転がっていた(確かスカパー!チューナーに付属してきた)4Cケーブルを使い,AVラック裏から書斎のEPSまで下ろします。
ここでF型中継接栓を使って,分配器から外したキッチンカウンターへの配線と繋ぎます。
これでキッチンカウンターのTVコンセントまで映像信号が届くので,Fプラグ→コンポジット端子に変換して,TVに入力してやります。
プラグの変換が2ヶ所,中継が1ヶ所,コンセントが1ヶ所,配線長は多分ダイレクトに引いた場合の3倍くらいにはなっていると思います。
でも,アイランド型のキッチンについているカウンターに,見栄えを損なうことなくダイレクトに配線するのはHydeには無理なので,「信号のノイズやロスは二の次,とにかく見栄え重視」の方針で行きました。
Fプラグ←→コンポジット端子の変換ができるSONY EAC-55 です。
余りこのような変換をする必要はないようには思えたので,Hydeがまさに欲している変換プラグがあるとは思いもよらず,見つけた時には嬉しかったです。
ちなみに近所のショップでは普段取り扱っていない商品らしく,メーカー発注を依頼してようやく入手できました。
AVラックを引き出し□を外すと,下の写真のように配線スペースが現れます。
ここで○の穴を使って同軸ケーブルを書斎に引きました。
書斎のEPSまで届いた同軸ケーブルの末端にF型コネクタを取付け,キッチンカウンターへの配線と中継接栓で繋ぎました。
ダイニングのカウンターの中にはTVコンセントを設置してあります。
これがなかったら,今回の計画は実行されることはなかったでしょう。
カウンターの上にTVを設置するので,同軸と電源を通すための穴をあけました。
手持ちで一番太い木工用ドリルで,直径13.5mmです。
穴あきました。
カウンターの板は交換できないので,ホント失敗しなくて良かったです。
穴1つだとL字型をした電源コネクタ(コードレス電話機用)が通らなかったので,2つあけて繋ぎました。
TVのコンポーネント入力端子も,EAC-55 で変換してあります。
こんな感じで設置完了。
ひとつ残念だったのは,TVの電源コードについていたフェライトコアが大きすぎて,せっかくあけた穴を通らなかったことです。
いつかもっと太いドリルを買うことがあったら,その時は穴を広げよう!
コンロ側に立って見てみました。
液晶がもう少し大きくても良かったかな〜という気がしないでもないですが,まあ,当初の目的は果たせたので良しとしましょう。
AVOX JJV-070Wですが,買う前に検索かけて口コミ情報などを探しましたが,ほとんど見つけることができませんでした。
せっかくなので,簡単な感想等書いておきます。(あくまでもHydeの主観なので,その点ご承知おきください。)
まずは仕様ですが,マニュアルに記載されていてパンフレットに記載されてないものには,次のようなものがありました。画質に関してはあまり期待しない方がよろしいかと思います。
画素ピッチ 水平0.129×垂直0.447 解像度 34万画素(480×234×3[RGB]) 視野角 上15°/下35°,左右50° 輝度 300cd/m2 コントラスト 150:1
メニュー画面でコントラスト・明るさ・色合い・シャープ・色の濃さを調整できますが,自然な色あいを再現させるのは至難の業でしょう。(Hydeにはできなかった…。)
「画質にはこだわらない。サブモニターとして使える安い液晶を探している。」という人には手軽な製品だと思います。
HDレコーダーのメニュー画面をJJV-070Wに表示させたところを,三脚を使って撮影したものです。
撮影のために,HDレコーダーのコンポジット端子からTVのコンポジット入力端子にダイレクトに接続していますので,配線によるノイズやロスは最小限であると思います。
見ての通り字は潰れて見にくいです。
字幕が出た時などはつらいですね。
でも,料理しながら字幕を追わなきゃならないようなものを見ることはないだろうから,今のところ問題ないと思います。
我が家の使い方では無用の長物ですが,外部アンテナに繋いで,本製品の内蔵チューナーで地上アナログ放送を受信してみました。
メインのTVではっきり映るチャンネルでも,本製品では映りが悪いチャンネルがいくつかありました。
ただ,受信チャンネルの設定はオートで行っただけですので,もしかしたらマニュアルで調整すれば改善されるかも知れません。
!!!ご注意!!!
今回この製品になったのは,たまたまオークションで安値で落札できたからで,同じようなスペックの安い製品が他にもあります。
また,画質にこだわるのであれば,もっと上の価格帯の製品を検討する必要があるかも知れません。
上記の文章を読んでいただければ分かると思いますが,Hydeはこの製品をお勧めしている訳ではありません。
もし購入なさるのでしたら,ご自分の判断でお願いします。
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