我が家のAVラックはHydeがサイズ等を指定して,大工さんに造ってもらったものです。
ラックの前面にはガラス扉が4枚入っているのですが,ちょっと前からAa-chanが取っ手を引っ張ることができるようになりまして,バタンバタンと開け閉めをして遊ぶようになったところ,取っ手の部分からヒビが入ってしまいました。
開け閉めできないように気をつけていたつもりなのですが,隙をつかれてその後さらに2枚のガラス扉がAa-chanの餌食になりまして,現在では4枚中3枚にヒビが入っている状態です。 (T.T)
このガラスを入れてくれたのは我が家のサッシとガラスを一手に引き受けてくれたサッシ屋さんなので,連絡して同じ物を入れようかとも考えたのですが,ガラス製にすると,また割れるれるかもしれないという心配がつきまといます。
取っ手を取り付ける穴の部分が強度的に弱く,その部分からヒビが入っているので,取っ手をやめてマグネットラッチにするとか,強化ガラスに変更するとかいう方法も考えられましたが,どちらにしてもガラスである以上割れる可能性はあるので,今回はアクリル板の扉に交換してみることにしました。
我が家のAVラックです。
4枚のガラス扉のうち3枚にヒビが入って,セロテープが貼られた状態で使用していました。
取っ手部分を裏側から撮影した物です。
この部分には4本のヒビが入っていますが,全て取付け用の穴を中心にヒビが入っており,この部分が弱いことが伺えます。
さて,アクリル板で扉を作成する方向性を出したので,現在のガラス板の実寸を測ってからDIYショップに行って手頃な板を物色しました。
色は当然透明,厚さは現在のガラス扉と同じ5[mm],サイズは500[mm]×330[mm]以上であれば切り出すことができます。
…で探してみると,あるにはあったんですが,1枚\4,000以上するんですね! ( ・_・;)
4枚買ったら材料費だけで\16,000以上かかる計算です。
また,5[mm]厚ともなると切断面をキレイに仕上げるのは難しそうですし,手持ちのドリルビットにないサイズの穴をあけるために,刃先を新たに購入する必要も出てしまいます。
トータルすると,コストも手間も結構かかると思われましたので,ネットでアクリル板のサイズオーダーができるショップを探してみました。
検索でいくつか見つけた中で,希望する加工をオーダーできそうな2社を候補として,ネット上で見積もりをしてみました。
1社は今回実際にオーダーをしたはざい屋,もう1社はアクリル材の他にもオリジナルやオーダー商品を取り扱っているアクリ屋です。
見積もりに際し,現在のガラス扉を分解して,寸法を計測しておきました。
採寸をもとに,簡単な図面を作成しました。(位置関係だけで,縮尺は適当です。)
オーダーフォームの入力後,メールで添付画像として送付し,入力ミスがないかどうか確認してもらうためにも使用しました。
以下はHydeが見積もりをしたネットショップ2社の比較です。
見積金額以外はHydeの主観ですのでご了承ください。
ショップ はざい屋 アクリ屋 オーダーフォーム
イメージ上に寸法を指定していくフォームなので,直感的で分かり易いです。
行ごとに加工寸法を入力するタイプで,指定はちょっとめんどくさく,仕上がりがイメージしにくかったです。素材や加工に
関する情報余り載っていないように思われます。
例えば,オーダーフォームで素材を選択する際,”キャスト”と”押し出し”を選ぶのですが,違いが分からず色々探しましたが,載っていなかったように思います。素材の特性比較や素材特性・商品詳細・加工寸法許容公差などについて,詳細に公開されていました。
ちなみに”キャスト”と”押し出し”の違いですが,アクリルの特徴と取扱注意に記載されていました。見積金額(送料
・代引手数料込)\ 12,600-(キャストの場合)
押し出しは1枚あたり\900位安かったです\ 18,038-(押し出し)
値段の差がずいぶんありましたので,今回ははざい屋にオーダーをしました。
材は押出しなら4枚で\3,600位安くあげる事ができましたが,開閉の際に衝撃が加わるかも知れないので,耐衝撃性が高いキャストをチョイスしました。(どれほどの違いがあるのか分かりませんが…。)
それでもDIYショップで規格サイズの板を買くるよりも充分安くあげることができたと思います。
03/17/2006(Fri.)の早朝にオーダーフォームから注文を入れました。
当日の午後金額と銀行口座(代引き手数料をけちりました…)を指定したメールが届いたので,夜自宅に帰ってからネットバンキングで送金手続きを行いました。
送金は03/20(Mon.)の予定だったので送金手続きが完了した旨をショップにメールし,商品の到着を待っていたのですが,「入金確認をしてから2〜3日後の発送」というのにいっこうに商品が届きません。 (゜◇゜)
一応振り込みがちゃんとされていることを確認してから問い合わせようと思い口座を確認すると,該当口座がないということで組み戻しされていました。
Hydeが振込先の支店名をご入力したのが原因でした。 (^^ゞ
自分のミスを棚に上げるのも何ですが,送金手続きの完了メールを送り,振り込み予定日を先方に伝えてあるのですから,予定の振り込みがされなかったら一言ぐらい言ってくれても良かったのに…。
…そんなわけで,03/24(Fri.)に再度送金手続きをし,03/27(Mon.)には振り込みが実行され,当日中に振り込み確認メールが届き,03/30(Thu.)に商品が到着しました。
振り込みミスや入金手続きが週末にかかってしまったので結構時間がかかってしまいましたが,実質的には3日で納品されたことになります。
納品されたアクリル扉です。
しっかりと梱包されており,傷や割れなどはありませんでした。
切断面は鏡面仕上げを選択したので,ガラスと同じような透明度が得られました。
納品されたアクリル扉を早速取り付けてみたところ,ヒンジカバーのツメが干渉していました。
このままでは取付けできません。 (T.T)
写真は元々ついていたガラス扉と今回納品されたアクリル扉です。
ガラス扉では←部分が開いていたのですが,これは丸穴をあけたことによって強度が落ち,ガラスが割れるのを防ぐために開いているのかと思っていましたが,ヒンジカバーのツメを逃がすためでもあったようです。
ヒンジカバーのツメを逃がすために,原寸あわせでアクリル扉を加工しました。
加工はグラインダーで荒削りをし,ヤスリで表面を整えました。
素材が樹脂なので,加工は非常に楽でした。
上の写真は削った部分,下の写真はヒンジカバーを取り付けてみたところです。
4枚で計8ヶ所の加工をし実際に取り付けてみたところ,ピッタリとはまって一安心です。
開け閉めした感じでは,ガラスに比べてかなり軽くなったと思います。
Kumadon曰く,「見た目は変わらないけど,開け閉めするとちょっと安っぽいね。」だそうです。
多分ガラスを入れるより高くついたと思うんだけど…。
あと, アクリルは傷が付きやすいので,これから使っていってどのくらい傷が目立つかですね。
まあ,ガラスが割れる心配をしなくてすむ分良かったのですけど…。
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