Living91 【書斎コルクシート】 12/08/2005〜12/11/2005

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Hydeは家の中では素足で過ごすのが常なのですが,ウェッティーな足裏が長時間同じ場所に接していたためか,書斎のフローリング(SPF)が傷んでしまい,最近では足裏に違和感を覚えるようになってきました。
そこで,ずいぶん前にProject EsuのEsuパパさんから戴いたコルクシートがあったので,これを敷いてみることにしました。

12/08

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写真では分かりづらいですが,フローリング表面に凹凸ができ,一部ささくれ立っている部分がありました。

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Esuパパさんに戴いたコルクシートは幅1,000[mm],厚さ2[mm]のロールで,結構な長さがあります。
硬質処理はなされていないようで,端をつかむと簡単に割れてしまいます。
書斎全体に敷くのは大変なので,足下とキャスター付きの椅子の移動部分に合わせてコルクシートをカットしました。

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フローリングにベッタリと貼り付けてしまうと後で剥がすのが大変なので,割れやすい端の部分だけを両面テープで固定しました。

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こんな感じに仕上がりました。
足裏の感触も柔らかく,暖かみを感じます。
フローリングの隙間も隠してしまうので,細かい汚れが入りにくくなるのも良さそうです。
しかし,薄いコルクシートを完全にフローリングに密着させないで敷いただけなので,椅子のキャスターを動かすとフローリングとの間に隙間が生じ,ここにキャスターが引っかかる感触がありましたので,近いうちに破れてしまいそうです。

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二日後,予想通り破れてしまいました。 (‥、)
コルクシートが破れてしまった原因は,フローリングとの隙間にあります。
これを避けるためにはフローリングに接着してしまえば良いのですが,こうすると外したくなったときに一苦労です。
隙間を無くし,且つ,フローリングに接着しない方法…ということで,コルクシートを接着したボードをフローリングに載せてみることにしました。

12/11

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DIYショップで何か良さそうなものはないかと物色していたら,900[mm]×600[mm]×2.5[mm]のMDFボードを見つけました。
MDF(中質繊維板:Medium-Density Fiberboard)とは木質繊維に接着剤を混ぜ,比重0.4〜0.8になるように熱圧成形した板で,我が家の書斎と子供部屋の内壁材としても使用されています。
これに木工用ボンドでコルクシートを接着して,3枚のコルクボードを作成しました。

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MDFボードに木工用ボンドを塗ったところです。
塗る際は段ボールで塗り延ばして,なるべく均一になるように心がけました。
量は少し多めに塗っておきました。コルクの隙間に浸透して中で硬化してくれたらしめたものです。
木工用ボンドは”コニシ ボンド木工用速乾”で,ホルムアルデヒド発散区分はJIS F☆☆☆☆でしたので,気兼ねなくたっぷりと使いました。

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MDFボードのボンド面を下にしてコルクシートに貼り合わせ,上から踏んで充分密着させ,ボードに沿ってカッターで切断しました。

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完成したコルクボードです。
翌日まで放置して充分乾燥させました。

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乾燥したコルクボードを敷いてみました。
今回は椅子のキャスターが転がってもびくともしませんでした。

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断面の写真です。
ちょっと厚くなってしまいましたので,できれば部屋全体に敷きたいところですが,これはちょっと大変そうなので,当分はこのままかな?


【追記】
完成後しばらく使っていますが,今のところコルクシートが破れることもなく,椅子もスムーズに動きます。
断面部分がほんのちょっと欠けてしまったところはありますが,これ以上割れが広がることもないようです。
3枚のコルクボードをただ敷いただけなので,ボードがずれてしまうことがありました。
そこでボードのつなぎ目の裏側にガムテープを貼って離れないようにしています。

【追記2】Add
先日DIYショップをぶらぶらしていたら,”吸着カーペットテープ”なるものを見つけました。
この商品の特徴は,”<床側は粘着材を全く使わないミクロ吸盤構造の特殊吸着加工だから>のり残りの心配が無く床を汚しません。”だそうです。
早速購入して使ってみたところ,床側への吸着力はさほど強いとはいえませんが,確かに床側に粘着材は残らず,コルクボード自体がずれてしまうのが減りました。
今までコルクボード同士をガムテープでつなぎ合わせてずれるのを防いでいましたが,これだと机をちょっと動かして背面の配線をいじりたい時などに,コルクボードがつながってしまっているが故に作業性が悪かったのですが,本商品を使うとボードを独立して取り外すことができますので,なかなか便利であると思いました。
探すといろいろと便利なものがあるんですね〜。


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