ニューファミリータイプといえば総務省から行政指導された件で有名ですが，ニューファミリータイプのユーザーとしては（ベーシックタイプのユーザーには悪いのですが，）お得なプランでありました。
【補足１】実際利用していて安定していましたし，速度的にも下りで60〜80[Mbps]は出ていましたので不満はない（…というか大満足）だったのですが，このたび敢えて2004年11月下旬に提供がアナウンスされた，Ｂ FLET'S ハイパーファミリータイプにコース変更しました。
お得だった理由をはしょって説明すると，本来ベーシックタイプでは100[Mbps]の帯域を占有利用できるシングルスター方式なのに対して，ニューファミリータイプは100[Mbps]の帯域を最大32ユーザーで共有利用するシェア設備方式になっているはずなのですが，実際にはベーシックタイプと同じように１ユーザーで100[Mbps]を占有利用できていたのです。利用料はベーシックタイプが月額\9,450なのに対してニューファミリータイプは半額の\4,725（*1）だったので，こと通信速度に関しては同等の品質（*2）のサービスを半額で享受できていたわけです。
*1… 02/01/2005より，ニューファミリータイプの月額利用料は\4,305になりました。 *2… PPPの同時セッション数はベーシックが４に対してニューファミリーが２，接続可能な端末台数はベーシックが最大10台に対してニューファミリーが最大５台という違いはあります。
ハイパーファミリータイプは1[Gbps]＝1024[Mbps]の帯域を最大32ユーザーでシェアするタイプの接続であり，単純計算で1024[Mbps]÷32=32[Mbps]（最大の32ユーザーが同時にアクセスする事もないでしょうが…）となってしまうので速度的なアドバンテージはないのですが，01/26/2005に発表になった”ひかり電話”サービスに心動かされてしまったんです。
【補足２】しかし”ひかり電話”はハイパーファミリータイプでないと利用できないんですよね…。
”ひかり電話”はいわゆるIP電話で，基本料の月額が\525で，加入電話の\1,785（３級局の場合）に比べて月々\1,260安くなる計算です。
今までもIP電話を検討した事はありますが，IP電話用の050で始まる新電話番号を利用しなければならないので踏み切れませんでした。しかし”ひかり電話”では現在使用している電話番号をそのまま利用できるとの事です。
加入電話と比べて若干制約が多い事は否めませんが，Hydeとしてはあまり不便を感じないと考えています。
なお，移行に関しては各種工事費が必要になります。（ちょうど５ヶ月でペイできそうです。）
基本工事費： 1,050 交換機等工事費： 1,050 同番移行工事費： 2,100 加入電話の休止工事費： 2,100
計 6,300
また，タイプ変更をすると工事代が必要になるのですが（ニューファミリー→ハイパーファミリーの場合，平日の工事で\5,828），04/30/2005までの申し込みで07/31/2005までに工事完了すれば，月額利用料１ヶ月分（月額利用料：\4,305＋回線終端装置利用料：\945＋屋内配線使用料：\210＝\5,460）が無料となりますので，差額\368でタイプ変更する事ができます。
タイプ変更の工事代は実質無料のようなものですから，”ひかり電話”導入を見据えてタイプ変更を行いました。
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| 土・日の工事も受け付けているそうですが，工事代が割増になるとの事でしたので，産休でお休みのKumadonに対応を任せて，平日に工事を予約しました。 …というわけで，Hydeは今回の工事の様子を見ていません…。 (‥、) 仕事から帰ってくると，回線終端装置が交換されていました。（写真） Kumadonの話によると屋外でなにやら工事がされていたみたいですが，詳細は分かりません…。 |
…で，ハイパーファミリータイプに移行してみての使用感ですが，深夜は以前と変わりなく60〜80[Mbps]程度出ていましたが，20時〜24時あたりでは30〜40[Mbps]程度しか出なかった事もありましたので，やはり
早速”ひかり電話”を申し込もうとしたら，なんと我が家は提供エリア内なのにもかかわらず「現時点では未提供のエリアです。」だそうです…。 なんてこった！
問い合わせフォームから提供時期の確認をしたら，「ひかり電話につきましては3月下旬を目途に準備を進めております。提供時期が確定次第HPでご案内致します。」という返事がきました。
…というわけで，導入まで少し待たねばなりませぬ。
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