11月だというのに暖かく穏やかな土曜日,朝起きて2Fに上がったHydeに向かってKumadonが済まなさそうに言うんです….
Kuma : 「Hydeに言わなきゃならないことがあるの….」 Hyde : 「な…何したんだ….」 Kuma : 「さっきお茶こぼしちゃって….」 Hyde : 「フローリング濡らしちゃったの?」 Kuma : 「タナクリームにシミ付けちゃった….」 Hyde : ∫(TOT)∫ ※ ちょっと脚色してあります…
シ,シミが….
余り目立たない場所なのですが,気持ちの良いものではありませんね….
この日は別件でT社S氏が来ていたのでどうすればよいか聞いたところ,まずはサンドペーパーの#120あたりで削ってシミを取り,上からタナクリームを塗り直し,仕上げにもう一度サンドペーパーをかけたらよいのではないかとアドバイスをもらいました.
普段この手の作業はHydeにまわってくるのが常なのですが,Kumadonはかなり責任を感じているらしく,珍しく自分から作業を始めました.
珍しいKumadonの作業風景.
削れた粉が舞い上がります.
咳き込みながらもシミを削り落としました.
ついでにHa-chanが付けたであろうクレヨン汚れも削り取っておきました.
こちらは内部にしみこんでいなかったようで,表面をさっと削るだけできれいになりました.
Kumadonは後の掃除が楽なように新聞紙で養生してから始めたので,粉はほとんど新聞紙に落ち,片づけは意外と簡単に済みました.
削り終わってタナクリームを塗ってみようかとも思ったのですが(コテも借りてあった…),仕上がりは周辺と違和感が無く,逆に素人がタナクリームを塗るよりそのままにしておいた方がきれいなのでは…と判断し,結局コレでおしまいです.
チャンチャン….
タナクリームは吸湿性のある漆喰のような素材なのですが,液体がかかるとみんな吸い込んでしまいます.
水ならシミも付かないのですが,流石に着色した液体だとシミになっちゃいますね….
階段とか柱とか階段の壁とか,手で触ってしまう部分はちょっと汚れてきていますし,硬い物を柱の角にコツンとぶつければ欠けもします.
入隅部分は木が痩せると隙間が空いたりもします.
これは引っ越してすぐに気付いた欠けです.
自分たちが付けたのか,引っ越し業者が付けたのか,最初から付いていたのか分かりませんが,「いちいち気にしていたらこの家には住めないだろうな〜」なんて思ってほっといています.(笑)
梁と壁の接合部です.
同様の現象は内壁同士が交わる入隅部分でも起こります.
初めて気付いたときには「家が傾いているんじゃないのか!?」なんて心配しましたが戸の開閉に支障はないし….
T社S氏に聞いてみたところ,「中の柱は乾燥すると痩せてくるので,この様なことが起こるのはしょうがないんですよ….」とのこと.
まだ出てないですが外壁にも将来ヘアークラックくらい入るだろうし,いちいち気にしていられませんね.(笑)
こういった事があると「ビニールクロスの方が気楽だったかな?」なんて思わないでもないのですが,やっぱり質感は良いですよ〜♪
HydeもKumadonもちょっとした汚れとかにはそれほど神経質ではない質なのであんまり気にならない(気にしないようにしている…かな?)のですが,次のような人は塗り壁にするかどうかは良〜く考えた方が良いかも….
- 壁が少しでも汚れたらすぐに拭きとってきれいにしていないと気が済まない人
- 壁の表面に塗りムラが少しでもあると気持ちが悪い人
- 壁にクラックが入ったりすると気になってしかたがない人
- 子供が汚したらかなりきつく叱っちゃう人
【注意】
タナクリームの内壁では実際に上で紹介したような事が起こっていますが,Hydeは単に事実を公開しただけで,施工不良だとかやめた方が良いだとか言っているわけではありません.前向きな考えでしょ?
- 汚れたら削ればきれいになることは分かったし,上から塗り直すこともできそうです.
- 塗りムラは逆に壁の表情で味があると思います.
- 梁や入隅での隙間は木は生き物だと実感できます.
- 子供がいたずらしたり汚したりするのはしょうがないです.自分も昔はそうでした.
タナクリームで仕上げた内壁にはデメリットもありますが,それ以上に気に入っているんですよ.
誤解無きようにお願いします.
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