Living08 【家屋調査】 08/28/2003
House+ing > Living
数日前,ポストに”家屋調査についてのお願い”なる紙が投函されていました.
休庁日である土・日・祭日を除いた「家屋調査に伺っても都合の良い日」を「ご連絡いただくようお願い」されてしまいました.
HydeもKumadonも休みはカレンダー通りなんですけど….
ま,たまたま財形住宅融資の契約のために1日年休を取ってあったので,その日に来てもらうよう連絡を入れました.
「家の平面図があると助かるのですが…」とのことなので,図面のコピーを準備しておきました.
色々協力してるんだから,評価甘くしてね!
当日約束の時間ピッタリに担当者が来宅しました.
まずは税金について説明を受けました.
固定資産税額 = 課税標準額 × 1.4/100
都市計画税額 = 課税標準額 × 0.3/100
※課税標準額は3年ごとに見直されます
建物(新築住宅の軽減)
減額要件
居住部分の割合 |
全体の床面積の1/2以上であること |
居住部分の床面積 |
50[m2]以上280[m2]以下であること |
減額内容
120[m2]以下の場合 |
1/2 |
120[m2]を超え280[m2]以下の場合 |
50[m2]相当分について1/2
※120[m2]を超える部分は減額されません |
減額期間
3階建て以上の準耐火・耐火構造住宅 |
5年間 |
上記以外の住宅 |
3年間 |
土地(住宅用地に対する特例)
特例内容(本則課税標準額が下表の特例率を乗じた値になる)
|
固定資産税 |
都市計画税 |
小規模住宅用地
(200[m2]以下の部分) |
価格×1/6(特例率) |
価格×1/3(特例率) |
一般住宅用地
(200[m2]を超える部分) |
価格×1/3(特例率) |
価格×2/3(特例率) |
今回の調査は”建物の課税標準額”を決定するためのものです.
その他の税金(不動産取得税や登録免許税等々)についても簡単に説明を受けました.
「全部分かってるから早くしてよ.このあと約束あるんだから….」と言いたいところをグッと我慢.
そしていよいよ家屋調査の開始です.
調査担当者がチェックしていたのは,
- 屋根の勾配
- 屋根の材質
- 天井・壁の仕上げ
- 外壁の仕上げ
- 給湯器の数
- 換気扇の数
- 浴室のサイズ
などでした.
調査しながらやり取りした内容やゲットした情報は…,
- 瓦屋根は評価が高くなるそうです.逆にトタン屋根などは評価が低くなるそうです.
- 天井・壁の仕上げを聞かれたので,「タナクリームです.」って答えました.
「ペンキみたいなものかな?」って独り言を言っていたので敢えて説明はしないでおきました.(帰ってから調べるでしょう)
クロスの部分は「普通のクロスですか?」って聞かれましたが,何が普通か分からないので「そうだと思います.」と答えておきました.(どうせ”ケナフ紙”って言っても分からないだろうし…)
MDFの部分は何も聞かれなかったです.
EP(エマルジョンペイント)の部分は胸を張って「水性のペンキですよ.」って言っておきました.
- 外壁の仕上げは「ジョリパットですか?」って聞かれましたので(評価が高いのかも?),「モルタルにリシン吹きつけです.」って答えておきました.(嘘は付いてないモン!)
- 換気扇は建物と一体になっているので評価されるようです.
いっぱい付けちゃったからな…. (;^_^A
- 在来工法の浴室はユニットバスより高い評価になるらしいです.(タイル仕上げが評価されるらしい)
調査担当者は中を見ず図面だけ見て「1616ですね?」としか聞かなかったので,「そうですよ.」とだけ答えておきました.(実際内寸は1,600[mm]×1,600[mm]ですから…)
- うちでは該当しなかったようですが,3方向が壁に囲われている部分は評価されるようです.
などです.
担当者が家に来てから帰るまで約45分かかりました.
1週間後ぐらいには評価額が算出されているとのことで,電話連絡をすれば教えてくれるようです.
さて,我が家の評価はいかほどか?
課税される点を考えれば低い評価の方が嬉しいんですが,家が安く見られるってのもいい気分しませんね.
Copyright (c) 2002-2009 Hyde@House+ing All rights reserved.