Building55 【石油配管#2】 11/08/2003

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前回T社S氏が石油の配管を接続して1ヶ月以上経ちましたが,依然石油を汲み上げるポンプ(正式にはオイルサーバーって言うそうです)で2Fまで灯油が上がってきません.
施工後,オイルサーバー自体の交換もしたし灯油タンク側からポンプアップも試みたようですが,どうやっても正常動作しない状態が改善されないので,メーカー(National)のサービスが原因究明のために来宅しました.

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タンク側の配管を外し,手動ポンプで灯油を圧送するポンプアップを行いました.
もし配管内にエアーが残っていてもこれによって抜けきるはずなのですが,2Fに設置したオイルサーバーはいつまで経っても動作停止(サーバー内に灯油が満たされればポンプが止まるはず)しません.
これはT社の方でも試したはずですが一応確認と言うことで….

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2Fのオイルサーバー自体も分解されました.
さすがにT社はここまではやっていなかったようです.

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これがポンプかと思われます.
動作中はこの部分から気泡が出っぱなしの状態でした.
…ということは灯油を吸い上げているのではなく,エアーを吸い上げているって事ですね.
配管内のエアーは無限にあるはずもなく,いつかはエアーが無くなって灯油を吸い上げるはずなのですが,そうならないって事はどこかからエアーが無尽蔵に供給されているって事を意味するわけで,「もしかして配管のリーク?」….
嫌〜な予感がします.

この後色々な動作確認をした結果,配管にリークがあるという結論になりました.
まあ,そんな気はしていたんですけどね….
配管自体は05/2002の時点で完了しており,施工後チェックはしたらしいのですが,現実問題としてエアーのリークが起こっています.
その後の工事で釘かビスで配管を傷つけてしまったのではないかと推測されますが,今となっては原因を究明するためには壁を全部壊さなければなりませんから現実的ではありません.
折角隠蔽配管したのですが,この配管は破棄せざるを得ないようです.
対処策としては新たに外壁に沿って配管を立ち上げることになりそうです.
この様な施工上の不手際があると,他の隠蔽された配管や配線は大丈夫なのか非常に気になります.
外観の見てくれを考えて隠蔽配管をしたことをちょっと後悔しています.
やっぱりメンテナンス性優先でいけば良かったな….


メーカーのサービスが来ましたのでT社S氏も立ち会ったのですが,かなり時間がかかっていたので端材で棚板を造ってもらいました.

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最近は大工仕事もこなしてしまうT社S氏です.
造り付け収納内の棚板の他,洗濯機の上につけようと思っていた棚板もサイズを指定してカットしてもらいました.
自分でノコ引こうと思っていたんですが,やっぱり電動工具だとあっという間ですね.



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