Building23 【内壁窓枠】 05/01/2003

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GWですね〜.
Hydeの仕事は暦通りなので,今年は飛び連休です…. (T.T)
Kumadonは休みを取って,Ha-chan連れて実家に帰省中….
久しぶりに独身生活を堪能しています.

午後時間ができたので現場に行ってきました.
棟梁が一人で母屋側2Fの窓枠及び下地を打っていました.
1Fには個室があるので下地を打つのに手間がかかったそうですが,2Fはガラ〜ンとした1ルームのようなものですから,「こりゃ〜楽だよ.すぐ終わっちゃう!」と言う言葉通り,見学している間にもアレヨアレヨという間に作業が進んでいきました.
いや,本当に早くてビックリしました.
最後まで見学していませんでしたが,この日だけで大方終わっちゃったんじゃないかな?

Photo Image
北側の3連腰窓です.
サッシは既に入っていましたので,この日の施工は内壁の窓枠(木の部分)だったのですが,この部分を作るのに1時間はかかってなかったです.(感覚的には45分くらいかな?測っておけば良かった….)
棟梁は結構話し好きで,作業をしながら色々教えてくれたり,おしゃべりしたり,たまに独り言を言ったりするのですが,その間も目は手元を見据え,手が止まることはありません.
「すぐ終わっちゃう!」の言葉に偽り無しです.

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断熱材の上に下地板が打たれていきます.(写真は打ち終わったところ.)
ここがビシッと決まっていないと,この後プラスターボードを張ったり,(この部分には作りませんが)吊り戸棚を造り付けたりする時に不具合が生じてしまうそうで,念入りに間隔や直線性を確認しながら作業していました.(でも早い!)


その他,母屋側1F部分で確認した部分です.

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手前のベニヤはトイレのフローリングの養生に使われているものです.(要は手前がトイレです.)
ちなみに奥は寝室になります.
中央部にポッカリ空いた穴は,2Fキッチンの給排水管を通すために根太を切り欠いたものだそうです.
実はこの部分,以前から知っていたのですが,先日フッと気になったのです….
この壁は寝室とトイレの間仕切り壁で,その部分に給排水管が通ると言うことは,ベッドの枕元を水が流れるわけで,音が気になるのではないだろうか…と.
反対側の壁を通してくれれば良さそうなものなんですが,実は基礎に埋め込んだ配水管が寝室寄りだったため,床下をクネクネ取りまわすより,ストレートに落とした方が良かろうとの判断でこの部分を通すことしたそうです.(棟梁談)
基本的に間仕切り壁の中には何も施工されませんから,Hydeは「きっと音が気になるだろう」と危惧するわけです.
実はHydeが昔住んでいたマンションでは,どこかの部屋(多分上の階か隣の部屋)で水道をひねると不快な音が聞こえたというのを経験していますので(鉄筋コンクリート造だったので反響とかしていたのかもしれませんが…),水の音に関してはかなり気になります.
この件をN建築士にメールしたところ,反対側の壁を通せないかどうかT社H氏と検討する旨の返事が来ました.
この方法だと,
  • 床下の取り回しのジョイント部分が増えるので,配水管の接合部で漏水の起こる可能性が高くなるのではないか?
  • 水勾配を緩るやかにせざるを得ないので,排水の流れに勢いが無くなり,排水しにくくなるのではないか?
  • 構造上必要ないのかもしれないが,既に根太を切り欠いており,反対側も切り欠くというのはどうだろうか?
との疑問点が出てきます.
Hydeとしては防音さえしっかりされているのなら,他の要因に不安を抱えるよりはよいと思うので,「配管はこのままで,防音対策で何とかならないか?」との返信をしておきました.
まあ,防音対策と言っても,どんなことができて,その効果の程がどんなものなのか心配がないわけではありませんが….
具体的な対策法が分かりましたら報告します.

↑↑↑決定しました↑↑↑
結局写真の切り欠きはトイレ内シンクへの配管に利用します.
2Fからの給排水管は,反対側(階段側)の壁面を通すことになりました.
このような取り回しでも漏水等の問題はないと,施工中の職人さんは言っていました.
まあ,その言葉を信じましょう.

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【内壁下地】で紹介したトイレ内壁の胴縁部分ですが,Hyde達の意向通り施工されていました.
写真のように,トイレ手前の通路側には胴縁が施工されていますが,トイレ側には無く,直にプラスターボードを張ることになっています.
なお,先日Kumadonが帰省途中に現場を訪れた時(そういえばKumadonがHydeと一緒でなく現場に行ったのは初めてなんじゃないかな?),壁の厚み(黄色の両矢印部)がもったいないので,(扉は付けますが)ニッチ風に小物入れを付けたらどうだろうかと,棟梁と話をしてきたようです.
反対面にも同様のニッチを作り,ペーパーホルダーやシャワー便座のリモコン等を,出っ張らすことなく納めてしまおうとの目論みのようです.

Gallery
Photo Image 2Fに上げられた下地材です.
今回運ばれてきたこれらの材は,途中で反ったり曲がったりしていて,余り状態の良い材ではないそうで,棟梁は「これはダメ.これもダメ.」と半分近くをはじいてしまいました.
捨ててしまうわけではなく,短く切って別のところで使うそうですが,やっぱりプロの仕事はシビアです.
Photo Image いつの間にかデッキ通路用の両開き扉にガラスが入っていました.
最近風が強く,ブルーシートが外れてかなわないので,一旦ガラスだけ仮に入れたそうです.
まだ電気錠のユニットは組み込まれていませんので,もう一回組み直すそうです.


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