Building13 【現場見学】 03/02/2003

House+ing > Building


昨日は雨で足場に上れなかったし,デジカメの写真は思うように撮れなかったし,デッキの金物は気になるし…で,結局現場に行ってしまいました.

Photo Image
ホールダウン金物が仮設されていました.
ん? 筋交いと干渉したため,筋交いの一部を削っていますね….
こちらの面(筋交いのある方)は耐力壁になるはずなのですが,あとから構造用合板を打ち付けるので,筋交いは余り重要ではないのでしょうか?
ちょっと気になるところです.

↑↑↑回答ありました↑↑↑
N建築士より以下の回答をもらいました.
検査の時に確認済み。引き抜きがかかるところなので多少は大丈夫でしょう。
念のため併用している合板をとめる釘ピッチを@150から@100で指示してあります。
「多少は大丈夫」との表現が微妙…というか?ですが,確認済みとのことですので納得しておきます.

デッキの梁を支える金物はこのように施工されていました.
上の写真は側面から,下の写真は正面からのショットです.
ピッタリきれいに収まっています.
この点に関しては不満はないのですが,問題は防錆処理ですね.
現場を見ると,ここで固定されたものの他に数個が残っていましたが,それ以外は全てなくなっていました.
亜鉛メッキ処理をし直してくれるのかな?
ここに残っているのはどうなるのでしょうか?

Photo Image
筋交いも土台に固定されていました.
もちろんZマーク入っています.
基礎の立ち上がり部分の十字の絆創膏のような部分は,型枠を固定していたボルト穴にモルタルを詰め,シートで養生するために塞ぎ直したあとであると以前聞きました.

Gallery
Photo Image 母屋側1Fの北側を撮影してみました.
整然と並ぶ柱は一種の芸術ですね!
こちらにも窓が入りますから,間柱は最終的に途中で切断されるのでしょう.
なんかもったいないな〜.
Photo Image 離れ側2Fから北側ハイサイドライト方向を撮影してみました.
冬のこの時期でも天空光で意外と明るいです.
ハイサイドライト,やっぱりやめなくて良かった!
Photo Image 母屋側の屋根にもアスファルトルーフィングが敷かれていました.
この防水材を施工する時に人が乗っているんですから,Hydeが上ったって大丈夫ですよね?
…というわけで上っちゃいました.
これは南側を撮影しています.
気持ちいい!
Photo Image 同じく屋根の上から北側を撮影してみました.
結構緑豊かでしょ?
2Fリビングからこの緑を借景します.

【追記】 03/12/2003

先日契約図面を見ていて,気になる点を見つけました.
”木造構造標準図(1) 3 筋違の仕口”には以下のように記載されています.
仕口は筋違プレート(BP-2)(図-8)によって緊結する.この筋違プレートは筋違の引張の応力に対応して定められている.
 筋違プレート
 柱へ
 土台・梁へ
 筋違へ
 (45×90) 1-M20
BP-2
5-ZS50
5-ZS50
7-ZS50
(角根平頭ボルト)
<図-8 筋違プレート(BP-2)>
この<図-8>(←模式図です 細かいところはご容赦下さい)のは,ZS50なる50[mm]長のスクリュー釘17本で固定されなければならないようです.(穴は23箇所あるようですが,筋交いの勾配によって使わない穴があります.)
しかし実際に使用されているプレートは次の写真のようなものでした.

写真を見ても明らかなように,釘の本数は10本しかありません.
これは指定と異なるものではないのでしょうか?
早速確認!

↑↑↑回答ありました↑↑↑
N建築士から以下の回答をもらいました.
構造に確認中、もうしばらくお待ち下さい。
待つしかないですね….
でも,ダメだって事になった場合,土台にも柱にも構造用合板にも筋違プレートの形状で切り込みが入っているんですが,大丈夫なのかな?
結果が分かり次第報告しようと思います.

↑↑↑回答ありました↑↑↑
N建築士から以下の回答をもらいました.
現場で使ってるもので構いません、大丈夫です。
いろいろな種類があるので適宜施工者で選んでもらっていいそうです。
そういうものなんですね…?
素人考えですと,単純に釘の本数が17本から10本に減れば強度も違ってくるような気もしますが….
まあ,構造の専門家に聞いていただいての回答ですから心配無用と言うことでしょう.


Back Top Next

Copyright (c) 2002-2009 Hyde@House+ing All rights reserved.