Building11 【上棟】

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【上棟工事】 02/22/2003

とうとう上棟を迎えました.
基礎の状態から一気に家の形になっていきますので,建築工事の中でも最大の見所ではないでしょうか.
Hydeは建築現場が大好きですので,上棟が見たくて仕方ありませんでした.
Hydeの仕事が休みの土曜日に上棟していただけるよう以前からお願いしていましたが,T社H氏はこちらの希望を叶えてくださいました.
本当にありがとうございます.
あいにくこの日は仏滅で,その点が気になっていたのですが,大工さんをはじめ工務店の方も,嫌な顔一つせず工事をしてくださいました.
上棟式はまつりごとですから仏滅の02/22を外し,大安の02/23に行うということで体裁を整えました.
このあたりは本人達の気分次第ですので,本人達が納得しているのでOKということで….

工事を直接行って頂いたのは,T社からH氏とS氏の2人,大工さんが棟梁を含めて4人,計6人でした.
お日柄は悪かったですが,怪我やトラブルの起こることもなく,無事上棟をすることができました.

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11:11
出発が遅れてしまい,現場に到着すると,既に母屋側がほぼ完成していました.
08:30頃から開始したとのことですから,わずか3時間でここまでできたということですね.
見損なったのはちょっと惜しかったですが,離れ側がまだ残っているからよしとしましょう.

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11:30
離れ側を建て始めました.
母屋側は見損なってしまいましたが,2棟建てるようなものですから,今度は最初から見学することができました.
この写真は1F部分です.

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11:34
正面から撮影してみました.
クレーン車…でかいですね.
この時はお昼休みで,工事は一時中断しています.

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13:54
昼休みの後半(12:30頃)からKumadonを迎えに駅に行ったり昼食を買ったりしてして1時間ちょっと現場を空けたのですが,帰ってきたらここまで進んでいました….
げ!また見損ねた! 工事早すぎ!
T社H氏の計らいで,ビデオをずっと撮影してくれていたようですので,見損ねた部分は今後見ることができるかもしれません.(でも涙…)

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14:36
離れ側もだいぶ形になってきました.
フレームはほとんど完成です.

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16:00
離れ側の屋根です.
野地板を張っています.

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16:19
離れ側の屋根の野地板が張り終わりました.
母屋側をやっていませんが,これは翌02/23の上棟式を行う際に,離れ側1Fのビルトインガレージを使う予定であるため,万が一雨に降られても(予報では降水確率50%),直接雨が落ちてこないようにするためです.
写真では分かりませんが,合板の上にはアスファルトルーフィング(防水材)も張られています.

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【土台・足場】でHydeが疑問に思ったアンカーボルトが施工されていなかった箇所です.
ケミカルアンカーが施工されており,継手部分が浮き上がった状態は解消されていました.
ケミカルアンカーを打ったのが前日(02/21)とのことで,ボルトはまだ締められていません.
上棟式の日(02/23),N建築士の立ち会いのもとこの部分のナットを締め上げて,強度的に十分であることを確認しました.
聞くところによると,ケミカルアンカーの強度はかなり強く,これが抜けるようなことになれば,コンクリートの方が破壊されるとのことです.

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上と同様,アンカーボルトが必要ではないかと思った部分の一つです.
この部分にはホールダウン金物用アンカーボルトが既にあるため,既設のアンカーボルトは無くても良いのですが,向かって左のケミカルアンカーは必要です.
写真の通りちゃんと修正されていました.
この他にも数カ所ケミカルアンカーが施工されており,施工不良と思われる箇所はなくなっていました.

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割れ落ちちゃってますね….
割れ落ちてしまっていたのはこの部分の他にもう一箇所,今にも欠落しそうなところが一箇所ありました.
最終的には金物で固定されるはずですから,強度的に問題ないのは分かっています.
分かってはいるんですけど…. (‥、)

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【土台・足場】で「まさかこのまま施工されることはないと思います.」と書いた部分ですが,このようになりました.
上棟式の時にN建築士に確認をしましたが,「耐久性は心配ありません.」との事でした.
最終的には基礎から1,000[mm]のところまで防蟻処理されるはずです.

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あらわし梁の部分です.
「祝新築」・「大安吉日」・「家運隆盛」などと印刷された紙で養生されていました.
このあらわしの部分は,最初のN建築士の提案ではホームコネクター工法を用いるはずでした.
ホームコネクター工法を用いた場合,羽子板ボルトを使用した在来的な工法と比較して,強度アップと羽子板ボルトが目に触れないと言う意匠上のメリットがあったのですが,減額の際に在来的な工法で施工することにしたわけです.
しかしT社H氏から,強度的には在来的な工法と変わらないが金属部分が目に触れないで済む工法を提案して頂き,すっきりと仕上げていただけることになりました.
色々と気に掛けていただき,ありがたいと思っています.

Gallery
Photo Image 105[mm]角の梁の上に乗って両手で打ちつけていきます.
よく恐くないな〜.

AVIファイル(3,672,504 バイト)
Photo Image きれいに入っていくものですね〜.

AVIファイル(1,292,232 バイト)
Photo Image 地面から6,500[mm]程度の場所で,命綱もせず,両手でハンマーを持ち,力一杯振り下ろしています.
見ているこっちの方がヒヤヒヤものです….
Photo Image 上の写真で打ち込んでいた場所のそばの足場から,通し柱を見下ろしてみました.
この足場は一番高いところで,手すりを持たないで歩くのも恐いところです.
上の写真の大工さんは,これより更に高い位置で作業をやっているんですよ….(;^_^A
Photo Image 寝室辺りから,書斎を望んで撮影してみました.
Hydeのお城です♪
Photo Image 北側の遊歩道側からはこのように見えます.
Photo Image エアーコンプレッサーがありました.
ケミカルアンカーを施工する際に,コンクリートに開けた穴の中に入っている粉塵等を吹き飛ばすのに使ったと思われます.


【上棟式】 02/23/2003

以前より,地鎮祭はやらなくとも,上棟式は行いたいと思っていました.(結局地鎮祭もやったわけですが…)
上棟といえば施主として一番うれしい瞬間で,それを無事やり遂げてくれた大工さんの労をねぎらいいたいという気持ちが大きいですが,大工さんに”立派な家を建てちゃる!”という気になってもらいたいという,ちょっと打算的な側面もあったりして….
まあ,色々な理由で上棟式はやりたいと思っていたわけです.
最近上棟式をやらないことが多くなっていると聞いていましたので,T社に施工を依頼することになった時,H氏に上棟式についての考えを聞きましたが,「無理強いするつもりはありませんが,私としてはお互いが顔を合わせる良い機会でだと思いますので,できればなさった方がよいのではないですか.」との事でした.
「うちでは必要ないですよ.」って言われなくて良かった!
Hydeの希望とH氏の意見も一致したことですし,上棟式を行うことになりました.

…で,上棟工事の翌日の良き日,上棟式を開催することができました.
降水確率50%で雨が心配でしたが,日頃の行いが良かったからか(?)降られずに済みました.
参加者は,
家族
Hyde・Kumadon・Ha-chan
親戚
Hyde母・Hyde弟・Kumadon父・Kumadon母・Kumadon弟・Kumadon叔母・Kumadon従兄
設計サイド
N建築士・Y建築士
T社
H氏・他社員3名
大工さん
棟梁・他1名
の総勢18名でした.
上棟工事を行ってくれた大工さんのうちお二人は,どうしても都合がつかず参加していただけませんでした.
お礼を直接言いたかったので残念です.

式は12:30頃スタートし,約2時間半ほど行いました.
式といっても特に別段儀式ばったことをしたわけではなく,弁当を食べ,飲みながら歓談した程度の簡易なものでしたが,上棟を無事迎えられたお礼と,「これからの工事をよろしくお願いします」と言う気持ちは伝わったと思います.

今回の式に先立ちHyde達が準備したものは, 位です.
かかった費用は”\10,000×参加人数”ってところでしょうか….
確かにこの金額は懐には厳しい額ですが,喜んでもらえたようですし,こちらとしても楽しかったですから,”大成功!”であったと思います.

準備のため少し早めに現地に着いたのですが,既に棟梁とT社の方々が現場に来られており,準備をしてくれていました.
写真は棟梁が造ってくださったテーブル&椅子です.
すごく頑丈で,立派なものでした.
終わったあと,ばらしちゃうのはもったいないな〜.
このまま残しておいて,家が完成した暁にはデッキのテーブルとして使いたいと思いましたね.

Gallery
上棟式開始直前です.
この弁当,なかなかいけましたよ.


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