■満足度・・・7・5
■操作度・・・10
■グラフィック・・・8
■ストーリー・・・6.5
■オススメ度・・・8
飛躍的にグラフィックの美しくなった『ベロニカ」です。
ステージも大変細かく作りこまれていて、
ミニゲーム中に持っている武器のカメラズームで背景を見てみると通常確認の出来ないロッカーの名札やガラスケースの中の宝飾品がちゃんとそれぞれ作ってあるところは感動しました。
自分はこのゲームやるためにドリームキャスト買ったんですよね〜。元々は。(遠い目)
後にムービーを足す形でPS2版も出されますが、ゲーム世界そのもののバランスとしては少々ムービーが多すぎるかな?と思いました。(隊長大好きなのですが)
本編はともかくオマケゲームだけをとるならDC版の方が好きでした。とある場所での敵の行動が違う上に、アレクシアをDC版ならじーっくり武器の望遠レンズで眺める事が出来るので。
しかし「ストーリー」を重視したらしい(製作者談)このベロニカですが、もしこれがバイオスタッフのストーリー作りの最高到達点ならば、私はもうこの作品に「話の重み」は求めるまい。と思いました。すみません暴言・・でも・・・。
また毎回シリーズに盛り込まれている「プレイヤーキャラ・チェンジ」のシステムは今回少々無理やり入れた様な気がしました。
クレアでも攻略可能なマップを先走りのスティーブがクリアしてしまう、という展開はスティーブに代わる必要性を感じませんでした。余程使用武器の変化があるか、スティーブでしか行けないステージを用意するかして欲しかったです。
もちろんゲームとしては存分に楽しめる作品です。PS2版のムービーの足し部分は「隊長・ウェスカー」に関しては40%強、DC版とPS2版では描写が違います。更にラスト「あのキャラ」についてのオチ?もニュアンスが違います。比べてみるのも面白いかもしれません。
総合評価・・・83点あれだけの戦いを繰り広げ、犠牲も出しておきながら、ラストで「兄さん、もうどこへも行かないで」と言えてしまうクレアには正直唖然!
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