★★ネタばれ注意★★

げえむの話

果てしない物語達に思いを馳せる。
●各項目評価度数は10点満点。
総合評価(気に入り度)は100点満点でレビューしています。●
 
 
25
「トゥームレイダー5〜クロニクル〜」(PS・カプコン)/アクションアドベンチャー
■満足度・・・7
■操作度・・・7(慣れたら10)
■グラフィック・・・7
■ストーリー・・・5.5
■オススメ度・・・7.5
 
サブタイトルの通りララの今までプレイヤーには語られなかった冒険秘話を全4話構成で順にクリアしてゆく作品です。
「4」の続きを待ちわびるファンとしてはこの「5」が例えどれ程の良作であったとしても「早く4の続きを!」と言いたくなってしまう所。
また少々ステージのボリューム感が少なめ・・・な印象も受けます。でもオマケ要素もあるしオープニングのランダムムービーも中々演出的でいい感じです。
 
拾ったアイテムの表示システムが復活。最初のステージの難易度がわりと低めで徐々に難しいステージへ・・といった心遣いも初心者には嬉しい感じです。初めてやる人には「3」の次はこの「5」を個人的には推したいです。サブキャラとの心の交流もあって主人公が人間的だし。(笑)
サブキャラといえば!シリーズ「1」でぶち殺したはずの「アノ人」が復活!!・・・と、いうか死んでなかったのか。(しぶと〜)
じゃあ銃を撃って倒れて消えてゆく数々も、もしかしたら死んでないと理解してもいいのかも?
 
各「冒険談」のステージが年代的に別々という設定なので当然拾い集めたアイテムを次ステージには持ち越せないのが仕方ないけれどもったいなーい。なんて思いつつ
故にステージごとに世界観もララのコスチュームも違うので飽きずにプレイを続けられるのは良いと思いました。
「4」のその後が気になるところですが「5」はこれはこれで結構好きです。
 
総合評価・・・85点
26
「バイオ・ハザード」(PS・カプコン)/ホラー・アクションアドベンチャー
■満足度・・・10
■操作度・・・10
■グラフィック・・・5.5
■ストーリー・・・5
■オススメ度・・・10
 
日本ゲーム界の誇る(?!)超名作「バイオシリーズ」の第一作目です。
個人的にはシリーズ中頂点に位置するのがこの「1」で、この作品を超えるエンターテイメント的ホラー・アクションゲームは当のバイオシリーズでさえ作れていない気がします。
3D世界独特のキャラクター操作(自分が神?の視点でキャラクターを動かしていくシステム)はもしかしたら初心者には最初とまどう部分もあるかもしれませんが慣れてしまえばこのゲームの快適な操作性、映画的なカメラ演出は他の追随を許しません。
ゲーム進行に伴い出現する様々な謎、次第に全貌が明らかになる舞台の正体。迫り来る多くの敵。、ルートに自由性を持たせながらどんな遊び方をしても「バイオ・エッセンス」は十分にプレイヤーを楽しませてくれます。
マルチEDな作りが大好きな私にとってはプレイキャラクターが男女選べる上に各キャラクターが4パターンのラストを迎える事が出来るのは嬉しい限りでした。
更にオマケ要素もあって恐怖いっぱい、謎いっぱい、遊び心いっぱいの大変素晴らしい作品です。
このゲームをクリアした時の爽快感はいまでも鮮烈に私の記憶に残っています。
ゲームが好きな人なら触れていて損はないと断言のできるゲームです。
 
総合評価・・・99 マイナス1は実写ムービーとゲーム内「ジル」が違いすぎる点。
27
「バイオハザード2」(PS・カプコン)/ホラー・アクションアドベンチャー
■満足度・・・8
■操作度・・・10
■グラフィック・・・6
■ストーリー・・・5・5
■オススメ度・・・8
 
キャラクターや世界観がドラマティックなものを背負っている割にストーリーの底が良い意味でわかりやすく、悪い意味で浅いプロデューサー・ミカミ氏のゲーム。
 
傑作中の傑作「バイオハザード」の続編として
制作された「2」、今回もキャラクターを男女二人から選べ、各キャラとも「表シナリオ」と「裏シナリオ」で二通りのストーリーが楽しめます。
「俺たちの戦いはこれからだ!」的な終わり方はゲームとして好きではないのですが、この「2」に関しては作中の大きな敵との決着が一応着いているので、まあまあ気にならない範囲です。
後日出された「デュアルショックVer.」は更にオマケ要素も充実しているので何回でも楽しめる作りになっています。
「1」とくらべるとプレイキャラクターのコスチュームが鮮やかになったためか、舞台が街中なので色彩が豊かなせいか、不気味さは少し減ってサバイバル&バイオレンスな雰囲気が強くなっている印象です。
ゲーム的には操作もしやすく飽きのこない演出の連続で、買って損はない作品だと思います。
惜しむらくはムービーが、特にキャラクターの顔がイマイチ・・・というか、縦に長い事。
 
総合評価・・・80点
28
「バイオハザード3〜ラストエスケープ〜」(PS・カプコン)/ホラー・アクションアドベンチャー
■満足度・・・8
■操作度・・・10
■グラフィック・・・6.5
■ストーリー・・・5
■オススメ度・・・7・5
 
「ジル」のファンなのでその点では文句のない出来だった作品なのですが、はっきり言ってストーリーは無きに等しいです。キャラクター勝ちといえばそうなのですが、ドラマティックな設定の続きを持つプレイヤーはきっと「前回のあの伏線はどうなった?」とか「あのキャラはどうなったの??」とか、ずっと気になっていると思うのですが、そういう意味での答えはあまり期待できる内容ではないです。クリアする度に追加されるキャラクター達のショートエピソードがあるにはあるのですが主役ジルの話が次シリーズの「コード・ベロニカ」に置いて矛盾があるあたり煮詰めて書いた話じゃないんだろうなあ・・・という感じがどうしてもしてしまいます。
 
とはいえ、操作性の快適さはさすがですし、キャラクターも魅力的でクリア後のオマケ要素もたっぷりです。「追跡人」の存在がスリリングな気分を掻き立ててプレイをあきさせません。
「キャラクター」・良し、「ストーリー」・浅し、「テンポ」・良し、
「システム」・定番ながら良し、「オチ」・(好み的に)悪し、
・・・色々な面で評価が相殺し合う作品ですが結局は一流であるが故にプレイ側の要求も高くなってしまうと言う事なのだと思います。
もちろんプレイしていて楽しいゲームであることに変わりはないです。
 
総合評価・・・78点個人的には「2」で言われていた「写真立てのヒト」が今回ではっきりしなかったのは残念でした・・・。
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Last updated: 2005/7/1