2005年12月27日(火)
   「涙」

 何だかんだと忙しくて,
 残念ながら陸上の練習が出来ない。
 しかも,今年のSCCの年末恒例エンドレスリレーに行けなかった。
 あ〜,練習がしたい,走りたい!!



















2005年12月23日(金)
   「今回の積雪量と113年and88年」

 異常気象には慣れたつもりであるが,鹿児島の今月の雪は驚く。
 何と既に3回も降った。
 しかも昨日の雪は11センチも積もった。
 テレビを見ていたら,
 「113年間で一番の降雪量」
 という局と,
 「88年振りに降雪量を更新」
 という局があり,異なる数字の報道がされていた。
 え?どっちなのと思って調べてみたら,何のことはない。
 113年という数字は,気象台が観測を始めた1892年からの数字であり,
 88年振りというのは,今までは一番であった1917年12月27日(9センチ)の降雪量との比較だった。
 紛らわしいったらありゃしない。

 どちらにしても今回の降雪が記録的なものであることには変わりはない。
 この分だと今年の冬は,これかも雪が降りそうだ。
 でも,それでは困る。
 寒いだけなら良いが,雪が降るとSCCの練習に支障が出る。
 雪があると走りにくいし,転んだら大怪我をすることもある。
 だからSCCの練習がある日には雪は降って欲しくない。
 
 でも,考えようによっては雪も良いかも知れない。
 雪上ダッシュ,雪だるま作り競争,雪だるま運び競争,雪かき競争,雪ぞり牽引レース,雪玉リレー,雪合戦,雪だるまを持ってスクワット,同じく背中に乗せて腕立て伏せなどなど,色々なトレーニングが楽しく出来そうだ。
 
 雪と言えば,夜中の2時半に起きて雪見酒を楽しんだ御仁がいるらしい。
 雪を見ながら一杯とは,なかなか洒落ている。 
 単なる飲兵衛とも考えられなくもないが(笑)


           
                自宅の庭から見た雪。南国鹿児島の風景とは思えない。



 妻の風邪が治らない。
 昨日は病院で4時間の点滴まで受けた。
 そこまでして治したいのは,SCCの練習に行きたいからだそうだ(笑)





















2005年12月20日(火)
   「交響曲第9番&交響曲第40番」

 日本の師走は,ベートーベンの交響曲第9番の季節でもある。
 既に,日本各地で交響曲第9番の演奏会が開かれ,そして,「歓喜の歌」が歌われている。
 年末になるとベートーベンの故郷ドイツでも第九の演奏会が開催されるそうだが,
 演奏会の数,コーラスの規模は日本の方がはるかに勝っていると言うから,日本人の第九好きには驚かされる。
 と言うハッピードッグもこの時期は第九のCDを聴いている(笑)
 第九と言えば,あの大コーラスで歌う「歓喜の歌」であるが,
 CDを掛けても直ぐにはコーラスは出て来ない。
 第九は第1楽章から第4楽章までで構成されていて,第4楽章にならないとコーラスは始まらないのだ。
 初めてCDを聴いた時は,あれ?CDを間違えたかな,というぐらい延々と演奏が続く。
 が,第九の良さは,実はこの第1楽章から第3楽章にある。
 人生の移ろいにも似た第3章までの演奏が終わると,いよいよ合唱が近くなる。
 このころにはウルウル状態に感情が高ぶってきて,
 合唱が始まると同時にそれが頂点に達する。「来たーー!」という感じだ。ここに至るまで約30分(笑)
 ベートーベンは,その生涯において,交響曲は9曲しか作っていない。
 その9曲の中で,年末になれば聴かれるこの第九。たまにはじっくりと聴くのもいいものだ。
 でも,こうして第九を聴いているうちに,いつの間にか年の瀬も押し迫り,「これはイカン」と焦るのだ(涙)
 
 SCCのHまさき御大は、2年前イタリアの有名な劇場でこの第九をコーラスしたことがある。
 是非ともHまさき御大の生歌で第九を聴いてみたいものだ。


 来年はモーツアルトの生誕250年という記念すべき年に当たる。
 クラシックファンの中には,モーツアルトがあれば何もいらないという人もいるらしい。
 それほど熱狂的なファンを持つモーツアルトであるが,
 彼の最期はみじめだったらしい。葬式は簡素なもので,墓も大作曲家にしてはお粗末なもののようだ。

 35歳でこの世を去ったモーツアルト。
 彼の残した,あまりに美しいメロディーがなおさら彼の悲劇の人生を浮き立たせる。
 と言うことで,モーツアルトならこれ,定番の「交響曲第40番」。
 交響曲第40番を聞きながら,250年前に生まれ35歳という若さでこの世を去ったモーツアルトを偲ぶのも良い。
 
 う〜ん,第九を聴いたり,交響曲第40番を聴いたりで,大変忙しい(笑)年末だ。

 あ,そうだ,正月には小澤征爾の「2002ニューイヤーコンサート」も聴かねば!!

 こんなことで、我が愛しの諏訪内晶子姫にはしばらく休んでもらうことにしよう(笑)

 ちなみに、妻にはクラシックが雑音に聞こえるらしい。
 車の中でモーツアルトなどを聴いていると、「何でこんなのを聴くの。ミスチルに変えて。」と嫌がる。
 しかし、許せぃ、妻よ。歳をとると保守的で古典回帰になるのは人間の性と言うもの。
 あなたのダンナも例外ではないのだ。
 「歳をとるとなぁ〜、クラシックと言うよりは演歌と同じなんだよ。俺にゃぁなぁ〜、メンデルズゾーンだって演歌なんだ」(爆)

 
 先日、ハッピードッグは何時HPの日記を更新しているのかと聞かれた。
 今、朝の8時。
 大体この時間か夜に更新している。
 え、朝も更新するの?との疑問を持つ人がいるかも知れない。
 それは、それ、先ほどの話のように歳なのである。歳をとると望まなくても体が勝手に早起きしてしまうのだぁ〜。

 昨日は磯海水浴場で砂浜トレーニング。
 もっぱら見ている方が多かったが、一応、今年のSCC第1回冬季特別練習でやったメインメニューはこなした。
 























2005年12月18日(日)
   「SCC忘年会&クリスマス・パーティー」

 昨日は,SCCの練習。
 それまでの雨も上がって,練習のときは曇り。練習が終わってから再び小雨。
 普段の行いが良いとこのようになる(笑)
 練習のメインメニューは牽引走。 
 40m×5本。

 そして夜はSCCの忘年会&クリスマス・パーティー。
 場所はアミュプラザ6階の店。130人が参加。
 時間はあっという間に過ぎ,9時過ぎお開き。
 二日間で3つの忘年会だったので,この日は疲れるかも思いきや,まったくそんなことは無かった。
 楽しい仲間との酒は,疲れるどころか,益々元気になってしまう(爆)
 

               
                  忘年会があった店。中央奥に立っているのはおおたさん。

    
                       最後はみんなで記念写真。できればド〜ンと大きな写真を貼りたいが個人情報保護のからみで小さくなった。





















2005年12月17日(土)
   「SCC忘年会前夜祭」

 昨夜は,ミッドナイトおやじ10号殿の緊急招集で「SCC忘年会前夜祭」に途中出席。
 SCCは,本来の忘年会の前に,わざわざ前夜祭まで開いて盛り上がるのだ(笑)
 と言っても一部の飲兵衛だけだが。
 ミッドナイトおやじ10号殿の18番,「人の話を聞かんやぁ〜」を久々に何度も聞いた。
 でも,人の話は聞いてくれない(爆)
 この前夜祭,今日の「平成17年SCC忘年会」に向けて,良いアップになった。
 今夜は全力疾走が出来そうだ。わっはは。
 

           
   益々盛り上がるミッドナイトおやじ10号殿と,あきれて腕組みをしているばばっち殿

 


 昨日は,400mを5本。
 ペースは75秒に設定,リスタートは3分。
 4本目までは設定タイムをクリア。しかし5本目は無念にも届かず(悔)
 気温は10度以下。今年は寒い。

 今,午前9時30分。
 雨が降っている。
 天気予報は午後から雪マーク。
 う〜ん,今日のSCCの練習,出来れば,晴れないまでも曇りぐらいには回復して欲しい。
 ところで,昨夜は「SCC忘年会前夜祭」で盛り上がったけど,それほど二日酔いが無い。
 どうしてだろうか。
 ミッドナイトおやじ10号殿の話を聞くのに忙しく,飲む暇も無かったのかも知れないな〜。

 今夜のSCC忘年会の帰りに,鹿児島中央駅横のアミュプラザにある「スターバックス」のコーヒーを飲みたかったのだが,
 受験生がいるため妻が忘年会に出席出来ないので,
 残念ながら今回も見送り。
 以前,シアトルに行った時,そこでスターバックスに初めて出会った。
 お〜,なかなか美味しいコーヒーじゃないか,アメリカ人もたまには美味しい飲物を作るんだ,と感心したことがある。
 その時,スターバックスはシアトルが本拠地であることを知った。
 その後しばらくして,スターバックスが日本に進出,そして昨年,鹿児島にも出店。
 だから飲みに行きたいのだが,受験生がいるとなかなかその機会がない。
 また次回のお楽しみになった。
 




















2005年12月15日(木)
   「350mは面白い」

 昨日は350mを5本,ちょいと走った。
 苦しかった。
 ぶっ倒れた。
 夜の焼酎が旨かった。
 























2005年12月14日(水)
   「ネットリテラシー」

 人は行動するときに,その行為の善悪を考え,多くの人は「良心」に従って行動を決める。
 人類は「良心」という領域を心の中に持っていたからこそ,
 戦争や略奪,犯罪,裏切りを繰り返しながらも,今まで繁栄と進化を続けてきたのだろう。
 「良心」が無ければ,決して今の平和な時代は訪れていないはずだ。

 「良心」に基づく行動は,特にそれが対価を求めない自発的なものであればあるほど高貴な行為となる。
 言い換えれば「愛」とでも言うのだろうか。
 このような「良心」に基づく行動があるから,
 世の中には感心したり感動することに満ち溢れ,生きていることに喜びを感じる。

 でも「良心」に基づく行動は簡単ではない。そこには強い意志と努力が必要だ。
 何故なら人の心には誰にでも悪魔が潜み,そして,「悪」へと駆り立てることがあるからだ。
 それでも多くの人は「悪」を拒否して「良心」を選択する。
 それは生きる喜びを感じたいとの選択でもある。
 そのような人達の行動が社会規範となっている間は,世の中が健全である証だ。

 ところが,いつの世にも「良心」を見失って「悪」への誘惑に引き込まれる人がいる。
 最近も小学生殺害,耐震強度偽装などの「良心」を見失った事件が起きている。
 これらは「良心」が勝れば起き得ないことだ。
 「良心」を見失うことによる事件は,何も大きな事件だけではない。身近な日常にも潜んでいる。

 今年7月,東京都内の大学生Aは,車を運転中に,
 右折しようとする前の車に追突しそうになり,前の車を運転していた30代の男性を車から引きずり出して男性の奥さんと子供が見ている前で土下座をさせ,更に男性の車の部品を壊した。
 Aはそのことを誇らしげにブログに書いたが,このことがネット上で大きな問題になって,
 結局,就職が内定していた証券会社の知ることとなり就職内定は取り消された。
 Aは,現場における行為,そのことをブログに公開した行為の2度までも「良心」を忘れていた。

 その後の9月,フリージャーナリストBは,トラブルを起こして謝罪に来たバス会社の3人に,
 自分は元暴走族のメンバーであり,場合によっては関係者を殺していたなどとハッタリを吐き,
 更にこの内容と3人の名前,顔写真をブログに公開した。
 こちらも大きな問題に発展し,勤めていた大学講師を退職する事態に追い込まれるに至った。
 こちらも2度も「良心」を忘れた話である。

 そして昨日,宮崎大学医学部の6人の医学生が,ウサギの解剖写真をネットで公開していたとの報道があった。
 6人は「うさぎ狩り部」というサークルを作り,ブログのアドレスを記載したポスターを学内に掲示までしていた。
 ブログを見た学生から「むごすぎる」「命の尊さを冒とくしている」といった苦情が大学に相次いだらしい。
 大学は6人に自宅謹慎を命じ,現在,処分を検討中とのこと。
 命を扱う仕事に従事しようとする者が6人もいながら,
 誰一人として「良心」を行動の判断基準にしなかったのは残念である。
 世の中には,冗談では済まされないことがあることを知らなかったハズはない。
 その立場において,「良心」の有無を問われる行為には,冗談は許されない。寛容とは別の話だ。

 メディアリテラシーという言葉がある(そうだ)。
 報道などによって与えられた情報を検証する能力のことで,適切な情報を発信する能力も含むらしい。
 ライターの松永英明が,このメディアリテラシーをもじり,「ネットリテラシー」について次のように語っている。
 「誰もが手軽に情報発信できるブログ時代には,情報発信のリテラシーが求められるのだ。
 〜中略〜ネットリテラシーを高めるためのポイントは,やはり『読んだ人がどう考えるか,どう感じるか』ということを常に念頭に置くことだろう。」と。
 すなわち,HPやブログの管理者には,適切な情報を発信する能力が必要であり,
 そして,その能力とは,読んだ人がどう考え,どう感じるかを判断することが出来る力,と言うことである。

 上に書いた三つの事件は,その行為自体が「良心」に欠ける行為だから,
 普通の感覚を持った人なら行為を公開することなどは,
 そもそも思いつきもしない。「良心」が欠けていれば,リテラシーもあり得ないことの実例とも言える。
 適切な情報発信,そのためには,先ず「良心」に基づく行為や考え方が前提になければならず,
 また,それがあれば自ずとネットリテラシーにもつながる。
 小さいながらも一応HPを開設しているハッピードッグとしては,
 これら一連の事件をしっかりと他山の石とし,「良心」に欠けることはないか日々反省することと,
 ネットリテラシーの向上に努めることを,ちょっとだけではあるが心掛けることにした。

 
 う〜ん,何だか堅っ苦しい文章だな〜。
 きっとこれは,冬季特別練習の筋肉痛で体がゴチゴチ,ガチガチに硬くなっているせいだ!





















2005年12月12日(月)
   「冬季特別練習(砂浜編)」

 金,土,日は三日連続でトレーニングをすることが出来た。
 体は疲労で悲鳴をあげているが,
 中年プチスプリンターはこのような人生が嬉しくて仕方がない。

 風邪を引いて床に伏しているとき,
 ぎっくり腰で歩くこともままならないとき,
 仕事に忙殺されているとき,
 そのような時は走ろうと思っても走ることが出来ない。
 だから,走ることが出来るときは,それだけで幸せな気分になる。
 その幸せが三日も続いたのだから,
 中年プチスプリンターの人生は良き人生だな〜と思いつつ,昨夜も一献,また一献と杯を重ねた。
 
 こんな幸せな気持ちに浸れるのも陸上競技と出会ったから。
 いや,陸上競技と言うよりSCCと出会ったから,と言った方が良いかもしれない。
 卵が先か鶏が先かの話になってしまいそうだが,
 ま,SCCがなければ陸上競技の世界に入ることは無かったのは間違いない。
 それに,SCCがなければ,陸上競技の楽しさを知ることは無かったとも思う。
 大きな挫折を経て,おおたさんが立ち上げたSCC「Sports Communication Circle」の理念に,
 見事にはまってしまったようだ(笑)

 金曜日は,SD80m+40m×6本×2セット(R40秒以内,セット間4分)+補強
 土曜日は,県庁東側坂道SD70m×5本×2セット(R3分,セット間7分)+補強

 そして,日曜日は今シーズン第1回目の冬季特別練習。場所は磯海水浴場。
 理事長が所用のために来られずに,指導責任者は怪物リョウ。集まったメンバーは20人近く。
 心配していた天気は晴れ。気温は12度ぐらいだったけど風は弱くまあまあのコンディション。
 練習内容は,ミニハードル,変形ダッシュ5種目×2の後,メインメニューの砂浜ダッシュはセット間7分の次の3セット。
 1セット目 20m+30m+40m+50m+60m+70m
 2セット目 70m+60m+50m+40m+30m
 3セット目 20m+70m+30m+60m+40m+50m

 あははは,である。聞いただけで倒れそうなメインメニューであるが,走ってみたら実際にぶっ倒れた(笑)
 お陰で今日は激しい筋肉痛。しかし,幸せなのである。だはは。
 他のメンバーも苦しそうな顔の中に,充実感がたっぷりと漂っていた。やはり陸上中毒患者達である。
 それとリョウコーチ,随分と指導力が上がっていた。人はどんどん成長するもんだな〜とを改めて感心した。
 そして,最後は2チームに分かれて馬飛びリレー。
 更にマスターズ男組と中学生で腕立て50回×2の自主補強。いや〜,Aりきさんはすごい!中学生が目を丸くして見ていた(笑)
   
 
            
  土曜日の練習場所の県庁東側(桜島側)の坂道。ここの70mを走り登る。歩いているのはSCCのメンバー。
 


     
     日曜日に冬季特別練習があった磯海水浴場。踏ん張りが効かないから疲れる(笑)



 今日は12月12日,いっちにぃ〜,いっちにぃ〜,それファイトぉ!!

            





















2005年12月8日(木)
   「SCCに入会して3周年」

 SCCに入って昨日で丸3年になった。
 今日からは4年目に突入。
 学校に例えれば,小学校4年生に進級したようなもの(笑)
 おおたさんや各コーチ,仲間達から色々な手ほどきを受けて,
 何とか4年生になったことはなったが,しかし,陸上をやっていると言うにはまだまだ未熟である。
 今の状態はまさに小学生。その小学校を卒業するのに後3年は掛かるだろう。
 そして,その先には3年間の中学校,更に3年間の高校と続く。
 まだある。最後に4年間の大学。
 そこを卒業する頃には13年経っている。
 まぁ,13年も陸上をやれば,その頃は一応一人前になっているハズだ。
 年数を重ねることと進歩は必ずしも比例しないが,
 SCCには優秀なスタッフがそろっているから,中年プチスプリンターのような者であっても少しは上達していると思う。きっと。
 
 そしたら,晴れて「マスターズ」の末席ぐらいには加えてもらえるだろう。
 「マスター」の称号が与えられるのは,その道をマスターした者だけだから、
 陸上歴3年の小学生と同じような中年プチスプリンターは、今は「偽マスターズ」なのだ(笑)

 それにしても先は長い。まだ13年もある。
 いや,もしかして途中で留年をしているかも知れないから,もっとかかることもある。
 どっちにしても,急ぐ必要はない。
 こんな楽しいことは,じっくりと味わいながら先に進むのが良い。

 ちなみに,当然のことながら妻は3周年のことなど思い出すはずもない。
 でも,ジャンパーのさとみんが覚えていてくれた。ありがとう!!

 風邪の方は喉の痛みが残っているが,ほぼ完治した状態になった。
 週末はSCCの練習に行けそうだ。楽しみである。



















2005年12月7日(水)
   「ジェット機の雪下ろし+虎屋の羊羹」

 5日から1泊2日で東京に出張してきた。
 5日の早朝,JR鹿児島中央駅から空港バスで一路空港へ。
 小雨が降っていたが,大した雨ではなかった。
 バスの良いところは,目的地に着くまで寝てられること。
 この日も乗ったら直ぐに夢の中に。
 どのぐらい寝ていたのだろうか,ふと目が覚めた。でも,バスはまだ高速道路を走っている。
 もう少し寝ようかなと思って窓の外に目をやったら,雪国みたいな白い世界が広がっているではないか。
 えっ,これって,もしかして雪景色?
 まさかそんなことは無いだろう,ここは鹿児島だぞ,しかもまだ12月初旬だし,こんなにいきなり雪が降る訳がない。
 寝ぼけて夢でも見ているんじゃないかと思って,意識を覚醒してみたが,やっぱり雪だ。

 それにしても寝ている間に,劇的に雪景色に変わるなんて,
 川端康成の「雪国」のイントロに似ているな〜,なんて感激しながら,しばし雪景色を楽しんだ。
 が,その感激も長く続かず,直ぐに現実の世界に戻った。
 そうだ,これから東京出張のために飛行機に乗らなければならないのだ。
 果たしてこの雪で飛行機は飛ぶのだろうかとの不安が頭をかすめた。
 
 その不安は的中。
 8時25分の出発時刻になっても飛ばずに,
 「雪のために出発を見合わせ中。今後の出発予定時刻は未定。」とのアナウンスが流れた。
 いつもはここでアタフタ,バタバタするのだが,実はこの日の便は,
 少々出発が遅れても大切な仕事に遅れることがないように,
 かなり余裕を持った時間の便を予約していたのだ。サスガである(笑)
 飛行機の雪下ろしを初めて見た。他の人達も珍しかったらしく,さかんに写真を撮っていた。

     


 結局予定時刻から1時間30分も遅れて出発。
 それでも仕事には1時間近く早く到着。
 天候不良まで考えて余裕を持ったスケジュールを立てる,これリスクマネジメントの基本の一つでもある。たまたまだが(恥)


 そして,今回の東京土産。
 虎屋の羊羹なのだ!!
 羊羹が大好きなハッピードッグは,室町時代から続く虎屋の羊羹に目がない。どんな菓子よりも好きである。
 美味しいのだ。大人の味がする。さすがは皇室御用達だけのことはある。むひひ。

                
                  羊羹が入った虎屋の化粧箱

                
             ふたを開けると虎屋を代表する2種類の羊羹が・・・

       
         そして,熱くて,こぉぉ〜〜〜いお茶で食するのが最高なのだ。






 SCCに入会して今日で丸3年。
 



















2005年12月4日(日)
   「南国鹿児島にあられ」

 昨日のSCCの練習で約50mの坂道ダッシュ×5本×2セットをやったらしいが,
 きつくて妻は1本休憩して,9本だけ走ったそうだ。
 走れずに休憩した1本がすごく悔しかったみたいで,
 昨日から今日に掛けて,妻が寝言のように「あ〜悔しい」と言っている(笑)

 今日は荒れ模様の天気で,この時期にしては珍しく,
 鹿児島市にあられが降った。
 暦も気候もすっかり「冬季練習」モードなのに,
 中年プチスプリンターは,この風邪が治らないと練習を再開できない(涙)


          
                 庭の芝生に降ったあられ。


















2005年12月3日(土)
   「県庁東側の坂でダッシュ」

 今日はSCCの練習日。
 しかし,中年プチスプリンターは風邪のために家で静養。
 週末の飲み会もキャンセル。
 練習をしたいのに行けないことが,こんなにも辛いとは。

 そんな中年プチスプリンターを置いて,妻は元気良く練習に出掛けた。
 今日は県庁東側にある坂道で約50mのダッシュを5本×2セットしたとのこと。
 「苦しかったぁ〜」と言いながらも,嬉しそうな顔で帰ってきた。 
 あ〜,良いな〜。

 今回は,病院でもらった5種類の薬を飲んでいる。
 単なる風邪なのに,5種類もの薬をくれた病院は初めてだ。
 以前は薬をもらっても飲まずに捨てていたが,
 最近は衰えいく体力を自覚して,ちゃんと服用するようになった。
 それにしても,一度に5種類の薬を飲めば,
 それだけで大病を患っている気になってしまう(笑)

 おっといけない,自家製の薬も飲んでいることを忘れていた。
 それを合わせると薬は6種類になる。
 お湯割りという薬・・・(笑)


        
 今日のSCCのクラブAは、ここの坂道をダッシュ。左奥に見える橋の向こうからスタートして、手前の方に走ってくる。
 この写真は以前撮ったもの。写っている犬の可愛いらしいことと言ったらありゃしない(親バカ)






















2005年12月2日(金)
   「信は力なり@伏見工業高校ラグビー部山口総監督」

 京都伏見工業高校の山口良浩先生を知らない人は少ないはずだ。
 それで分からなくても,テレビドラマ「スクール・ウォーズ」のモデルになった伏見工業の山口監督と言えば,
 ああ〜,あの泣き虫先生か〜と思い出すかも知れない。
 中年プチスプリンターも「スクール・ウォーズ」を見て感動した世代である。

 ・・・ラグビー日本代表を8年務めた花形選手だった山口先生。
 その山口先生が,京都で最も荒れた高校の校長先生から再三に亘って請われ,やむなく赴任した高校が伏見工業。
 荒れているとは言っても,日本代表の自分を知らない生徒はいないはずと思って行った山口先生を待っていたのは,
 はるかに想像を超える世界・・・
 「何?日本代表?それがなんぼのもんじゃ」と言う生徒に,無気力な教師達。
 1日目のラグビー部の練習は3人だけ。
 やっと試合相手も見つけても,試合会場に生徒は誰も現れず,相手チームの監督に慰められる・・・
 何とか公式戦に出たと思ったら112対0の大敗・・・

 そんな高校を5年目でラグビー日本一に導いた山口先生の講演会が昨日あった。
 その人柄のとおりボツボツと話す姿は,決して話上手でも何でもないが,
 聴いている者の誰もが山口先生の熱い心に胸を打たれ,そして涙した。
 前から2番目の席で聴いたいた中年プチスプリンターも危うく嗚咽が出そうになるのをこらえ,
 人に分からないように涙を流して聴いた。

 山口先生は言う。
 困難から決して逃げてはいけない。
 逃げたら何も出来ない。
 最初から言い訳を準備するようなことをしてはいけない。

 山口先生は,ラグビー部の新入部員全員と握手をする。
 それは「お前と一生付き合っていくぞ!」という意志表示。
 「信は力なり」と言うが,山口先生は信じることを力に変えて,多くの生徒に生きる喜びを与えてきた人だ。




























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(2005年12月分)
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