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2003年10月28日(火)
「朝焼け」
日の出が遅くなってきた。
わんこの散歩に6時30分過ぎに出かけるが,まだ太陽は出ていない。
これからますます日の出の時間が遅くなる。そして寒くもなる。あ〜,イヤだ。寒いのは苦手だ。
ドーベルマンのセーラも寒さが大の苦手だ。歯をガタガタ鳴らして寒がる。
でも,いいこともある。天気の良い日には素晴らしい朝焼けが見られるのだ。
美しい夜明けに出会うと,その日一日が素直な気持ちになるから不思議だ。
昨日朝6時45分。大隅半島の高隈山から陽が昇る。美しい。
お〜,そう言えば,あの山の右側当たりにちびっこさんがいるんだった。
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2003年10月26日(日)
「日向ぼっこ」
先週行った奄美大島で蝉がミィ〜ン,ミィイ〜ンとまだ鳴いていたのにはびっくりしたけど,こちらの方はすっかり秋も深まり,朝方が特に冷え込むようになった。
一昨日は鹿児島市も気温10度を切って9.2度まで下がり,大口は1度だったとのこと。
それでも日中は気温が24度ぐらいまで上昇する。さすがは鹿児島だ。老後は暖かい地方が暮らしやすいらしく,鹿児島に移り住む人もいる。そうかそうか,そうであれば鹿児島に住んでいて良かったと思う。
ちなみに,鹿児島は,ロサンゼルスから南側へ約150キロメートル行ったサンディエゴ市とほぼ同じ緯度にある。私がサンディエゴに行ったのは11月中旬であったが、空気が乾燥していることを除けば、鹿児島の気候と似ていた。
サンディエゴは、アメリカでも理想的な気候の街と言われており、気象環境は違うものの、そことほぼ同じ緯度にある鹿児島は、地球レベルで見ればやはり暮らしやすい地域と言える。
人に良い自然環境がわんこににも良いかどうか、にわかには言えないけど、我が家のノーテンキなセーラは今日ものんびりと日向ぼっこをしている。
頭の中を空っぽにしてウッドデッキで日向ぼっこをするセーラ
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2003年10月23日(木)
「野良猫」
SCCトレーニング・ダイアリーにも書いたが,20日から昨日23日まで奄美に出張していた。
私がいないのが分かっていたのかどうか分からないが,私の帰りをリリーとセーラが大喜びした。
ところで,名瀬市内には野良猫が多かった。公園を始め,あちらこちらに野良猫を見かけた。飼われている家猫とは違って,皮膚病を持っていたりするから,この猫は野良というのが大体想像がつく。
野良猫が増える原因は,野良猫同士が自然繁殖する場合と,飼い主が生まれた子猫を公園などに捨てる場合に大きく分けられる。後者の場合,捨てなければ保健所に持ち込み殺処分を依頼する場合がある(毎年20数万匹が全国で殺されている。)。
どっちにしたって,不幸な猫たちだ。
野良猫は自由に生きているから,その方が幸せでいいのではないかと思う人がいるかも知れないが,とんでもない。家猫は10数年の寿命なのに,野良猫は4〜5年しか生きられないと言われている。野良猫は過酷な環境の中で常に命の危険にさらされているのだ。これは幸せとは言えない。
犬も猫も,愛情ある飼い主の元で暮らすのが,一番の幸せ。
名瀬市の公園にいた野良猫。
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2003年10月18日(土)
「秋刀魚」
今夜の夕食のおかずは秋刀魚。今,家内がキッチンで焼いている。
今のグリルは焼いても臭いがしないからやや不満だが,しっかし,いいね〜,秋刀魚の塩焼き。いくらでも焼酎を飲んでしまいそう。あ〜,いかん,いかん。
やはりわんこも秋刀魚が好きなようだ。
いい臭いにつられてキッチンに来て,グリルの前で秋刀魚の臭いをくんくんし始めたのは,いつものとおりセーラ。お行儀の良いリリーは決してそのようなことはしない。
くんくんしても食べさせてもらえないのは分かっているのに,いつまでもそこにいるもんだから,最後は家内に「じゃま,じゃま。あっちに行きなさい。」と怒られる。
秋刀魚の前で叱られているセーラ。
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2003年10月16日(木)
「朝のお散歩」
今朝は急に肌寒くなった。鹿児島も秋の深まりを感ずる。
6時過ぎに起床、6時30分に散歩に出発。晴れ、気温13度。
わんこの散歩には丁度いいくらいの気温だ。
ただ、散歩と言っても、時速6〜7キロのかなりの早足で歩くので、しばらくすると汗がにじんでくる。それでも、わんこ達は暑い時期と違って、ハァハァゼェゼェが最後までない。気持ちよさそうに歩いている。
7時15分自宅着。45分間、約5キロメートルの快適な朝の運動だった。
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2003年10月15日(水)
「たまにはガード・ドック」
我が家のノーテンキなドーベルマン,セーラもたまには役に立つ。
どうしても今夜中に乾かさなければならない洗濯物があり,先ほど午後11時前,妻がコインランドリーに行った。
しかし,夜間ということもあり1人では不安である。そこで,妻はセーラをお供に連れて出かけた。ガード・ドックとして。
セーラはそんな理由など知る由もなく,いつものようにただ単純に喜んで,短いしっぽをフリフリしながら付いていった。
ま,ノーテンキなやつだけど,これ以上頼もしい用心棒はいないか!
リリーじゃ,とても務まらない役柄だ。
散歩の時はヘッドカラーを付ける。すれ違う人が怖がらないように。
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2003年10月12日(日)
「陸上選手の盲導犬」
私が所属している陸上競技クラブSCCは、練習グループをclub「A」からclub「D」まで四つに分けている。
Aは短距離・フィールド競技の中学生以上、Bは小学生、Cは中・長距離、そして、Dは身体に障害を持つ人、という区分である。
そのclub「D」には、日本代表として世界大会にも出場している視覚障害B1クラス陸上競技女子100mの日本記録保持者のMさんらもいる。
写真は、ご主人の練習が終わるのをお利口さんにして待っている盲導犬。自分も一緒に走りたいのか、時折ピーと鳴く。もちろん、ご主人がハーネスを持つとピーなんて一言も言わずしゃきっとして歩く。
私が近くを通ると、ご覧のようにクンクンする。他の人にはしない。きっと、我が家の強烈な個性を持つドーベルマンのセーラの臭いがするのだろう。そして「この人が飼っているわんこはノーテンキなやつだ。」と思っているかもしれない。
家に帰ると、今度はセーラが盲導犬の鼻がついた辺りをクンクンする。きっと「賢そうなわんこの臭いだ。」と思っているのだろう(笑)
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2003年10月9日(木)
「うんぴーは片づけなはれ!」
私が住んでいる界わいでは、道ばたや公園に放置されたうんちが以前に比べて少なくなってきている。
相変わらず散歩中にうんちを見かけるものの、その数は確かに減ってきた。
飼い主のマナーがよくなったのか、それともそのわんこが死んでしまったのか?理由は分からないが、うんちの放置が減るのはいいことだ。
減ったとは言え、未だに放置うんちは後を絶たない。今朝も現に放置うんちがあった。
放置する飼い主を見かけたら嫌みの一言でも言ってやろうかといつも思っているのだが、この類の飼い主は、人目に付かない夜間を選んでうんちの放置を繰り返しているので、始末が悪い。
早くみんながマナーを自覚して、すべて片づけるようになればいいのだが、いつになることやら。
先ず、そもそもわんこのうんちは外でさせない。自宅でさせてから散歩に行く。
万が一、散歩中にうんちをしたら、必ず後始末をする、これ飼い主の最低限のマナー。
→わんこの散歩
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2003年10月8日(水)
「雨になったよ〜」
我が家では、わんこ達を朝と夕方の2回、散歩に連れて行く。
平日については、朝は私、夕方は家内の担当。
だいたいそのパターンで毎日散歩をするようにしているが、行けないときもある。
朝の場合は、私が二日酔いでどうしても起きられないときと、雨のときだ。
雨が降るとスタンダード・プードルのリリーの毛がぐちゃぐちゃに濡れてしまって、それを乾かすのが一苦労だし、足や腹の下側が汚れる。それで、雨が降れば、あるいは道が濡れていたら散歩は中止となる。
今朝は今にも降りそうな天気の中、少しでも外を歩かせようと散歩に出たら、直ぐに降り出した。仕方なく自宅にUターン。結局、今朝の散歩は3分間だけ。
お散歩中のリリー。楽しくてお父さんを見上げる。
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2003年10月6日(月)
「乗車位置」
我が家のわんこ達は,たいてい人間と一緒に車でお出かけする。
ドライブ,買い物などに行くとき,「行くか?」と聞くとしっぽふりふりで大喜びだ。
車の中でわんこが座る位置も決まっている。
リリーは助手席,セーラは助手席と運転席の間。下の写真がそれだ。
たまにセーラは,後ろの座席に移動し,窓から顔を出して気持ちよさそうにしている。
信号待ちで止まっていると,隣の車に乗った人が,かなりの確率でギョエー!と驚く。
中には口と目が開いたまま唖然としている人もいる。それが面白くて車に乗せているわけではないが,何だかおっかしい。
でも,驚いた人も直ぐににこやかな顔になって,リリーを見て笑ったり微笑んだりしている。犬には,人を和ませる不思議な力があるのだろう。せっかちな運転手が我が家のわんこ達を見て,ホッとして安全運転をしてくれれば何よりである。
ただし,窓から顔を出しているドーベルマンのセーラを見て和む人は少なく,視線をそらす人が多い(笑)
このようにして車に乗ってる。車が犬小屋になっている。
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2003年10月2日(木)
「迷子のわんこ」
今日の鹿児島新報に、拾得されたわんこを垂水市にある牛根駐在所のお巡りさんが引き取って、育てているという記事が出ていた。
引き取られているわんこは、推定2歳ぐらいの雄のラブラドールレトリーバー。名前は「まいご」。迷子からとった名前だそうだ。
ちょっと興味が出て、牛根駐在所のお巡りさんに電話で色々と聞いてみた。
今年の1月に、「まいご」を拾った人が別の駐在所に届けたものの、なかなか持ち主が現れず、このままでは保健所で殺処分される運命であったところを、牛根駐在所のお巡りさんが可哀想に思って引き取ったのだそうだ。
持ち主の所有権がなくなった7月以降は、牛根駐在所のお巡りさんが正式に飼い主になって「まいご」を家族として迎え入れたとのこと。
現在は、街頭での交通安全活動に同伴し、校区の運動会にも交通安全の法被を着てキャンペーンに一役買うなどの活躍をしているそうだ。
捨て犬や迷い犬を拾った人は、警察に「拾得物」として届けるが、持ち主が見つかるか、預かってくれる人が現れるまで警察でずーと預かるわけではない。事務的には保健所に引き渡し、ということになる。
しかし、命ある生き物である。保健所に引き渡すのは忍びないとして、署員がポケットマネーを出し合ってみんなで飼うことにしたり、今回のようにお巡りさんが個人で引き取ることも少なくない。同じように引き取られたわんこを何匹も知っている。しかも、みんな大切に育てられて幸せな人(犬)生を送っている。
しかし、全部が全部、そのような幸運が待っている訳ではない。
日本全国で、毎年27万頭前後のわんこが殺処分されている実態で分かるように、殺処分されるわんこの方が圧倒的に多いのである。
飼っていたわんこを捨てる、保健所に持ち込む・・・、余りにも無責任な、身勝手な、無慈悲な、残酷で冷酷な人の行為がこうも続くのだろう。
「まいご」の幸運を喜びたい。
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